週明けの月曜日、朝方までの雨はやみましたが風はビュービュー。南側の破風板の塗装作業の予定がありましたので一言で「まいった・・・」の感。
他の現場に行かれると言っていた瓦屋さんは拙寺に現れました。
南側鬼瓦の修正は前週末で終了し北側鬼瓦(上記画像)に着手するとのことでしたので、南側の足場の使用について打診すると、「塗装なら足場があるうちにどうぞ・・・」と私の動向をすべて承知しているが如くの言葉が返ってきました。
ということで午後から呼びつけていた息子を助手に南側の足場に上りましたが、強風は収まらず塗装には最悪のコンディション。屋根の上に思いっきり塗料をこぼしまくりました。
南側の屋根は外から見られることはありませんので、無茶苦茶、雑な仕事になってしまいました。
雑な仕事には理由が・・・夕方から法務が突然入ってしまったからでした。
彼のおかげで大いに作業が捗りましたが、寺と本堂の管理者としてまだ一部のことではありますが、実際に目にしてもらうことでその必要性を伝えたかったのでした。
北側の鬼の左右には九字の名号「南無不可思議光如来」と十字の名号「帰命尽十方無碍光如来」が見えました。
当時私がその旨発注したもので久し振りの再会です。
ただただ落下しないで良かった・・・
ちなみに新しい同朋会館の名称は「無碍館」です。
「無碍」の二文字でもいいと思っていますが普通にそれを見た人は「何?」でしょうね。
まぁそうあったとしてもどうでもよし。
あの拙寺の名入りバックも「無碍一道」でした。
要は阿弥陀さんを形容する言葉でして私はそれで安心を得られるのでした。
昨日でこの仮止めは取れて双方の鬼の固定工事は終了しました。思わず「早い!!」と感動の語を。
⑤は銅線を絡めキープの図ですが、鬼の脱落寸前はその緩みからとのこと。⑥あの傾斜で足場を支えること自体が不可思議。
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