朝は小雨、お昼を中心に晴れ間が。
気温はぐんぐん上昇してまさにお花見日和の感。
ただし庫裏の中は依然「冬」でしたが。
瓦屋さんからメール。
14時過ぎの来訪を報せてきましたが私の自由になる時間は15時頃と伝えました。その時間帯には電気工事の詳細について詰めることになっていましたが両方をこなしました。
また境界線の問題が急浮上し測量士の図面を待っています。
瓦屋さんは本堂屋根に上がってしまいますのでそれを見ながら電工さんのお話を聞きました。門前の分電盤の支柱を外して、新たに配線をし直す工事です。
瓦屋さんを呼んだ理由は先週の土曜日に檀家さんから「住職、おかしいよ~」の指摘を受けたことによって気づかされたのでしたが、それが本堂正面左手前の鬼瓦の袖の部分のズレです。
毎日本堂を見上げ誰よりも本堂のあれこれを熟知しているつもりの私でしたが、それだけに衝撃著しく、ため息交じりで瓦屋さんに連絡した次第。
早速昨日、その検証に来られたのでしたが、駐車場を降りてスグ北側からの本堂の鬼瓦を見て「こちらの間違いじゃあ?」と。
半信半疑でその下にグルっと廻って見上げれば再たも愕然、南側以上に北側のそれがズレまくっていました。
何故か左右対称。日頃のノー天気、いやはや救いようがないレベル。何故にして気づかなかったのか・・・。
まぁ落下する前に判っただけ有難い。アレが落ちたとしたら・・・半端な補修では収まりませんね。
瓦屋さんが二連梯子で上がって南側北側とも現場検証。
「鬼」の部位は何カ所か銅線で繋いで結束していますが、それらが緩んでいるとのこと。緊急性大アリの様。
「何かありました?」と言われても心当たりなどなし。
「竜巻が通った?」とも聞かれましたが、あの時はちょいとコースが違いますからね。
何よりその際の翌日、本堂画像にはそのズレは見えません。
現状多くの問題を抱えている私。
さらなる頭を抱えるようなテーマの発生に苦虫を潰す様を奥方に見せると、「アレだけは御前がどうこう頭を巡らしても無理な話、瓦屋さんにまかせるのみ」と。
腹をくくって早急なる対応を待つだけですね。
4日午前に足場屋さんの現場検め。そして来週中には着手するとのこと。
南側の足場は墓石の上にかかりますのであの時同様に迷惑がかかります(その時の図も何らの違和感もありませんね)。
どうかご容赦を。
鬼瓦は5パーツに分かれているようで、あの部分だけで30㎏はあるそう。高所の不安定な場所だけに足場は不可欠ですね。
どうにでもなれ・・・いつもの「勝手にしやがれ」の心境です。
昨日は法話で「有無同然」について触れました。
色々な方たちから「素晴らしい本堂だね」とヨイショされて悦に入っているワケですが、維持管理はカンタンではないです。
ハナから本堂が無かったとしたら・・・その手の苦労は不要ですが・・・。
①②は午前中の図。青空が広がっていました。ところが15時すぎからポツポツと。
当初「最悪」は南側1か所①~⑧だけだと思っていました。
「まさかの坂」とはこのことです。
⑨で並行移動して北側へ廻っていました。⑩~が北側部分。
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