文芸まきのはら19号 田沼意次特集 夏日の境内

朝から境内、テラス一階で大工仕事。

しばらくして奥方が「さあ、やっつけるぞ」と玄関から。

会館の建築確認の日が27日と迫っているための準備です。

昨日はクリーニングやらリース屋さんが来訪しましたが私どもは「接道義務」をクリアーするために石垣いじりをすることになっていました。

もっと早くから着手する予定でしたが体調不良と法要のために遅々として進んでいず、何と前日のやっつけ仕事。

 

風が吹きまくる中、西側土塁土木作業をしましたが、奥方は黄砂と土埃で地獄の思いを味わったといいます。ここ数年で花粉症症状が出て、黄砂の降る日は2倍どころか「10倍の苦しみ」とのこと。そのアレルギー症状とは喉と眼の痛みといいますが、喩えていえば「目玉を刳り貫きたいほど」だと。

私は久し振りに抱えた石の重たさに自身の体力の衰えを痛感しました。まぁ風邪の症状を引きづっていましたが。

「あんな場所に石を積む奴が悪い」と嫌味まで吐いていました。「そんなバカはいない・・・」と八つ当たり。

しかし私は(その手の仕事は)「もう無理かも・・・」とつくづく。

 

「無事、確認が下りるのかね」と奥方が大工さんに問いかけたところ、中には確認が下りないまま「ず~っと放置している」家もあると。半信半疑ながら、それを聞いて安心したようです。

要は「ぶっちぎり」ですね。

私は「それっておかしくね?」。

しかしながら、拙寺門前の道路が「道路に非ず」(消防車が入れない)の認定こそ、そもそもおかしい。

まぁ、結果はすべて阿弥陀さんにおまかせするところです。

 

午後遅くのニュースで静岡でソメイヨシノの開花宣言の報を。それではと拙寺境内のそれを見にいけば4~5ほど咲いていました。まったく「一気」ですね。

 

扨、恒例の「文芸まきのはら」19号が発刊されました。

さすがに田沼意次特集です。

見知った名が並びますが、考えてみると以前の御常連の名が見えなくなってしまいました。

時間が確実に進んでいるということですが・・・寂しくなるばかり。

 

相良本通り、布施書店にてどうぞ。