蓮池堀の名は真宗時代の名残 尾山(金沢)城

天気は一応は「晴れ」の類になるのでしょうが、雲も多く、空気も低温ぎみで動きとしてはピリッとしない一日。

 

境内は朝からお参り多し。

水屋のゴミ袋は途中経過を幾度か「調整」チェックしておかないと無残なことになってしまいます。よって都度容量の限度を超えつつある袋の緒を締めに。

夕刻には市のゴミ袋は4袋にまでになりました。

あと一つ二つゴミ袋スタンドを作る必要があるのかも知れません。

なかなか新ルール(花ガラを小さく切って・・・のお願い)が浸透しないようで・・・奥方はピリピリしています。

 

お参りの多い中、私はテラス1階の物置兼工作場の整理に頭を混乱させていると、そこに見知らぬ男性が声をかけてきました。

お参りの方がそこまで顔を出してこられることはまずないことで少々驚かされましたが「お墓参りに来たがトイレはどこ?」でした。

 

奥方に大声、本堂と庫裏の間のトイレへの扉の鍵を開錠してもらってご案内。

すると靴を脱がずに庫裏に。慌ててそれはカンベンと指摘させていただきましたが、帰りにはドアはフルオープンで姿を消してしまうという不始末を。

不審に思って奥方に問い合わせると「あの人なら向いの墓地でお参りしていたよ」(道を隔てた向かいの墓地は拙寺管理の墓域には非ず)。

朝から慌ててのドタバタでしたがそもそも何から何まで拙寺ご門徒さんとはいえないような感じが漂っていました・・・まぁ檀家さんでなければトイレ使用不可とは言えませんが。

 

今回もその方が「消えた」あと、奥方がすかさずトイレチェックに向かっていましたが「最悪の件」だけは出現していませんでした。そういったことがあると奥方の仕事が100倍増しになりますからね。

 

これからは新会館併設のトイレに外部の方の使用が増えることは間違いなし。

私はトイレの案内などは敢えて掲示しないことにしますが、それについてはご門徒さんへ回覧等でお知らせすれば良いことです。

またそれについて聞かれたとすれば・・・案内するだけ。

そしてその利用時間は午前8時~午後7時頃とし、夜間は施錠することにします。

 

拙寺向かいの道は「道路」ではありませんが(~自治体非指定 「寺と墓地の間の通路」との見解―よってその「道」では建築確認がおりないことを以前記しました。これから確認をお願いするにあたって境内の西の石垣を外さなくてはなりません~)

それでいて避難路・通学路になっていますので子供たちの登下校時の通行があるのでした。

特に子供たちにとってそういった「閉鎖空間」が通学路に存在することはリスクに繋がります。

 

扨、こちらのお城の石垣は現状完全復活を期して工事が進行しているとのことです。

尾山金沢城の石垣は見事の一言ですがその蓮池堀の石垣にはやはり見とれてしまいます。