七尾城主郭本丸 慢心は痛恨のもと

雨雲は東北方面に向かったよう。

まとまった降雨があれば鎮圧に手を焼いていた山火事も収まることでしょう。

当地の雨は午前中にはあがり私は浜岡で管理している栗の原霊園でのご納骨墓参は難なく修めることができました。

 

帰り際、施主が「私は神経質なもので」といいながら焼香の線香の火に水をかけて消していました。あまり見たことが無い光景です。

消火を確認せずに帰宅するとその晩は眠れなくなるという性分だとのこと。

「もしや火が出て他人様に迷惑をかけたりしたら・・・」とも仰っていましたが私もその言にハッとさせられました。

大抵は「線香の火くらい・・・」の漫然がありましたからね。

とはいえ線香からの火災は実際にありますし「念には念を」の気持ちは大事です。

そういう方たちばかりならば火事など起こらないでしょうし、他人にも優しい社会になるのでしょう。

小物の私の心はまず「オレは大丈夫」。

よっていつもドジを踏んで痛い思いをしているのですが。

 

大船渡山火事の現場の状況詳細が把握できるのは雨があがり鎮火が確認出来てからなのでしょうが、みなさんが避難所から出られても帰る家が無いなど気の毒な事です。

厚い国の支援を待ちましょう。

 

扨、七尾城。

先日の遊佐屋敷跡からスグ、開けた台地、青空の覗える場所がありますがそちらが七尾城の本丸。

こちらから能登島を望んで、静岡とは近いように見えて遠い場所(日本列島の背骨を挟んだ向こう側)であることを実感したわけです。

何より念願の七尾城主郭への登城でしたからね。