七尾城 在京守護畠山義忠の歌碑

先日のニュースによると「移住希望地ランキング」で、4年連続首位だった静岡県が2位に陥落したとのこと。

1位に上がったのは個人的に縁も薄く私の「行ってみようかリスト」の思考の外にある(失礼!!)群馬県といいます。

きっと今回そちらは大いにPR活動に励んだことが推測されますが、(そのランキングに意味があるのかどうかは知りませんが)、今度はこっちが1番になるには・・・同じようにPRに力を入れればいいのでしょうね。「静岡いいとこ~」。

 

この静岡県に住まう身として、何から何まで後塵を拝するようなことはまず無いと思い込んでいる身ですし・・・。

まぁ温暖で雪が無くて海があるということが何よりもウリですね。

特に冬季の降雪や路面凍結について交通障害含め、生活に難儀することがまったくないというところは絶大なる住みやすさです。

今年は日本海側中心にあった狂気と思える(南遠に住む者から見て)あのドカ雪には驚かされましたね。

また、県内の平地での移動でチェーンやスタッドレスタイヤなど不要ですし、そもそもその手の事故に遭うこともありません。

 

そんな温暖な地に住まう私どもであってもこの冬は寒い寒いの連発。そんな甘事が言える地でもあるのでした。

重ねて記しますが「雪が降らない」・・・それほど素晴らしいことはない、とあらためて実感しましたね。

「雪景色」もなかなか美しいものですが・・・それは観光の世界のみのおはなし。

 

扨、七尾城。

展望台近くの駐車場まで車が使えますので難攻不落をウリにした谷山の尾根の城であってもお気楽です。

現状は昨年の地震で各所石垣崩落個所があるとのことで今はダメ(拒絶はしていないようですが・・・)。やはり今は雪と凍結で厳しいでしょうね。

 

展望台から少々、わくわくしながら歩を進めます。

七尾湾を見下ろす形状にある城郭ですので常にそちらの景色は眼下に広がっています。それだけに青空が無いと・・・

その景色を背景にあったのが二代当主畠山義忠の歌碑。

実際にその人がこの城にて詠んだものかわかりません。

それは守護代を配しての在京守護だったからですね。

 

近くには何故か地蔵堂が。石仏の出自はわかりません。