午前は一昨日の続きの境内作業。
お昼前に奥方が掛川の道の駅で米・野菜等を見繕いに行くというのでその運転手に名のりを。
好天ぽかぽか陽気の青空が尻腰を押します。風は強めでしたが。
そちらに向かうには数コースありますが、その日はバイパスを牧之原インターを過ぎて牧之原小学校方向に左折。そして東名高速道路沿いに菊川に出てから国道1号線方向というもの。
牧之原インター前の掲示板で「菊川―牧之原間 火災通行止」のサインが。
よってインター出口の信号機前は東名高速下り線から流出し迂回路を探す車でびっしり詰まっていました。
出た車はここをワープして菊川インターに向かうか、1号バイパスまたは新東名を選択するのでしょうが安直な菊川インターの選択が多かったようです。みなさんどなたもナビを駆使できますからね。
私はその車の量を見て牧之原インター通過後左折せずに直進、諏訪原城経由で道の駅に向かうことを考えました。ところが奥方が野次馬根性丸出しで、「きっと見える」と主張。よって東名高速沿いの道を選択した次第。
牧之原台地を下りる際、遥か前方に煙、そして下り車線の渋滞が目に入りましたが、現場付近を通過するとまだ火が残る黒こげになったユニックが見えました。
夥しい数の消防車が集結していたのは火が法面の草木に燃え広がったから。
昨日は風が強めで谷状に走る高速道路上は西から(渋滞車両方向に向かって)の強風に煽られて、消火作業も苦労したでしょうね。車両もですが山や家屋に延焼したら大変です。
全面開通は18時すぎでした。テレビのテロップで流れていましたが唖然とさせられました。
渋滞で並んでいた車中の人たちのことです。
6時間以上飲まず食わず、何よりトイレの事を考えるとんだ災難で気の毒としか言いようがありません。
そして渋滞車両で煙を吸った方が2人、搬送されたとのこと。
そういう時、20代の頃、厚木から入ってスグに御殿場降雪のチェーン規制で6~7時間缶詰になったことを思いだします。
インター間の連絡がまだしっかり確立していなかったのでしょうが、厚木の料金所入ロの件、「何故入れた」と呪いたくなりました。
その際は夜明けとともに走れるようになりましたが、道路上はトイレと化していました。
今回の火災による大渋滞もその手のことが想像できますが、問題は「真昼間」ということ。
日頃こういうこともあるということから、簡易トイレ程度は用意しておきたいと奥方が。私なら法面の藪の中で済ませますが・・・
そして、いつも思うことは「葬儀に向かっていて」等のシチュエーション。そういう事情の方もきっと居たでしょうね。
台無しの時間と苦痛、文句は言えないのですが。
あの時、私は「金返せ」と料金所事務所に。怒りの矛先はそこしかありませんからね、ただし相手にされず。
昔と言えば自分の車が燃えることまで考えて小さな消火器を積んでいましたが、今はその手の配慮はナシ。
これは設置の問題です。
ゴロゴロ動いて車の中で噴霧してしまうおそれ。
初期消火ができますから、それも今一度思案が必要かも。
扨、拙寺境内のオオシマザクラもちらほら。まだ梅が咲ききっていませんが。
私が七尾城を歩いたのは2019年4月18日。
当地のソメイヨシノは既に散ったあとでしたが、ちょうどそちらではベストな景色を提供いただいたことを思いだします。
やはり青い空の下が一番です。
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