朝「ふ~ん」と特に冷徹な感覚になったアメリカからのニュースがありました。
人工知能用の半導体製造で飛ぶ鳥を落とす勢いの「NVIDIA」の株価(時価総額世界一)が暴落して一夜で91兆円が消えたと。
トランプのアメリカ第一主義という大層な旗振りの掛け声が聞こえていますが、その世界一の技術独占とも思えた「NVIDIA」
をはじめ足をすくわれた感あるのが今回の事案。
きっかけが中国の企業生成AI(人工知能)のスタートアップ「DeepSeek(ディープシーク)」が新モデルを発表したからですが、米オープンAIの「ChatGPT」を超えるといわれています。
スゴイのが開発費(9億円)の安さ。ちなみにメタの1/10といいますから・・・。
中国企業ですから「天安門事件」の検索をすると「できない」と応えるそうですが、そんなことはどうでもいいかも。
これからアメリカ大陸を除いた地域でDeepSeekが席巻していく
のでしょうね。
私はアメリカ第一主義に「いっちょう乗ってやろう」など考えていませんし縁がないことですのでこれは面白き現象だと思った次第。どうでもいいことといえばそれ・・・
それにしても中国企業・・・おそるべし。
休憩中の大工さんから溜まった廃材を処理するので「使えるものがあるか?」と声をかけられました。
私が日曜大工用に活用したい材料のことですが、「ヨシ!!」と欲張ってたくさんの材をキープ。
これにより物置は足の踏み場が無くなってその整理にかからなくてはなりません。
休憩中の雑談の中で御前崎を主にお寺の本堂建て替え事案が各有るがどちらもべらぼうな金額になっていると。
昨日記した平田寺は銅葺き屋根の改修でしたね。
海外のニュース番組で銅線の盗難が頻発していることを報じていましたが以前より銅の価格が1.6倍になっているからだと。
銅に限らず、あらゆるものの価格が値上げラッシュ。
拙寺会館の建設遅延の原因もその件少なからずあったワケで、現状箱物建造は信じられないような見積が出てきます。
大阪万博建造費と同様その経費は見積通りに収まることはまずあり得ません。
公共の場合は別格といえるほどその数字は当初のものと乖離するというのが常ですからね。浜松のドーム型球場の建設も「どうなることやら」です。
その際、ある大工さんが「あそこのお寺」は檀家数が少ないようで1件当たりの拠出金が130万円ということ。そこでそちらの檀家さんが「それではやめます」と退去を依頼すると「では退去料100万円」と宣告された例を話していました。
それを聞いた別の大工さんが「そんじゃあ893と同じじゃん!」と一言。
内心、私どもはそのように見られているのだな~と感じさせられましたが。
しかしそちらの住職は古いタイプの方なのかも。
本堂維持の気持ちは大いにわかりますが退去料の論拠などまったくありませんからね。偏に「信教の自由」だからです。
今は入檀も脱退もフリーなのですから。
当流は「無碍の一道」。
(本堂が)潰れる時は潰れるだけ。
少しは抗いたいものですがね。
昨日は夜中に地震で目が覚めました。
良寛さんのメッセージを思い出します。
「災難に逢時節には 災難に逢がよく候
死ぬ時節には 死ぬがよく候
是ハこれ 災難をのがるゝ妙法にて候」
扨、黒野城近くに本願寺黒野別院跡があります(場所はこちら)。
岐阜別院に編入され廃寺。
今は老人福祉施設「黒野あそか苑」なる建物になっています。
この「編入」という名の廃寺。
色々なところで見聞きしますね。
宗教法人は「893と同じ」というか、あくどい筋に法人格を売却して夜逃げ、なども聞くようになりました。
生き辛い世の中です、いろいろ。
それはお寺に限ったことではないでしょうね。
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