恵みの雨。気温も温かめ。予報はバッチリでした。
インフルも火災もここ数日は何とかなるかと。
以前本堂にて講演いただいた鮫島庸一先生からお便りをいただきましたので拙ブログに転記させていただきます。
「厚労省が、高齢化社会の進行とともに『誰もが認知症になりうる』と明記し共生社会実現の推進を呼びかけました。
第一次・第二次ベビーブームの団塊が、認知症及びフレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)の好発年齢に突入し、日本の医療・介護体制に多大な社会的・経済的負荷をかけます。
近い将来必ず発生する南海トラフ巨大複合大震災では、多くの認知症・フレイル患者が犠牲になります。
認知症・フレイル対策には科学的知見の集積に基づく提言を待ってはおられません。走りながら考えなければならないのです。昨年12月に厚労省は静岡県が男女とも健康寿命が日本一だと発表しました。
緑茶が認知症を予防するという研究が世界でも多数報告されています。おいしいお茶を飲めば会話も弾みます。
緑茶の摂取こそ、誰でも、いつでも、どこでも、長く続けられる安全安心な、日本人にふさわしい費用対効果に優れた認知症予防法です。
緑茶の摂取を健康寿命の延伸および認知症対策のガイドラインの中心に据えた上で、全国で地域の実情に応じた対策を練るべきです。
『誰もが認知症の発症・重症化を防ぎ得る社会への転換』を目指すべきではないでしょうか。」
現在の先生は東京石神井のクリニックの院長先生。
昨日当ブログは火事への警鐘について記しましたがそれら文言には健常時には「どうってことはない」「その時はその時」などと思いがちな認知症に対して、緑茶の効能という対策があるにもかかわらず、どうして何もしないで平チャラでいられるのか・・・寿命が尽きるその瞬間まで健康寿命を保てる秘策がここにあるのに、といった先生の焦りと警鐘が感じ取れます。
認知症になったとして当人はその件一切わかりませんので二の次いやそれ以上に無関係というくらいに考えているのが大勢でしょうね。
「私が生きていることが家族の、社会の負担になる」ということを思えば健康寿命を引っ張り上げることは重要課題となります。
静岡県の健康寿命のトップについて私はまだまだ不満。
ブッチギリで上位を維持していただきたいのですが、これは急須で淹れる緑茶を飲む習慣が当静岡でも若い世代で減退しているからですね。「家庭教育」「学校教育」に尽きましょう。
先生は石神井で認知症予防として緑茶の効能を定期的に講演しているとのこと。
扨、画像は昨日の火見櫓の近くに見える案内図。
そこには箱本なる町別の役割分担があったことが記されていました。
なるほど年がら年中櫓の管理などしてはいられませんからね。
ただし1か月おきに交代といいますが、何かあったら責任重大だったでしょうね。
町内からごくマトモな人選があったでしょうが、おそらく私のような軽率半端者は真っ先にはじかれるでしょうね。
それはそれでラクができるというもので。
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