鐘楼階段補修 波津百花稲荷 拙寺より30秒 

一昨日の夕刻すぎにTBSの電話取材の依頼があり、先方担当の要望通り対応していましたが、早速昨日朝7時過ぎのニュース番組で数点の過去の画像と電話インタビューでの私の声がテレビの向こうから聞こえていました。

除夕鐘と称して夕方→昼→午前10時と開始時刻を変えてきたわけですがニュースとしては大分こなされて新鮮味がなくなっている事と承知。

しかしスポットが当たるということは陳腐な私事の話であっても少しばかり嬉しものです。

「午前10時から」(鐘撞開始)とのテロップが入っていましたので知る人ぞ知る・・・PRができたことでしょう。

 

昨日は風が強め、鐘楼階段の手すり等の補修やら何やらで1日中外にいたため心底冷えました。鼻水まで出る始末。

それにしてもかなり腐食が進んでいるところを確認、次節は木質部分の総入れ替えをしないとダメなレベルですね。

今回は補修と付けたしで何とか修繕完了しましたが・・・

 

扨、昨日記しました相良旅中の彼は奥方に「百花稲荷の礎石を見てきた」と告げたそう。彼にはたくさん意表を突かれたのでしたが、そもそも初めて相良に降り立った人間が「そんなとこ行くかぁ?」と私も彼に聞き返してしまいました。

「看板も無く、そういったいかにも秘密っぽい遺構がイイ」との弁でしたが、「それは市に予算がナイから」と私。

 

おそらく史料館で配布された地図をもとに訪れたのでしょうが、考えれば相良の、それもごく近隣の方々にその存在について尋ねたとして、まず九割以上の人は「知らない」という場所です。

小さな稲荷なりに管理者はいらっしゃると思いますが、夏場は

草ぼうぼうでその石に近づこうなどと思いませんからね。

 

私は彼の弁を想い出し「今どうなってる?」とふと思いついて、門を出て30秒、歩いてみました。

 

この時期ならば稲荷社前のスペースに立つことができました。

こちらは以前の画像

拙寺の門を出て東に20歩、T字路を左に約20歩。

あまりにも可哀想すぎる場所。

史料館か拙寺で引き取るか・・・、先日史蹟調査会でもその展示場所について話が出ましたが、正面となれば拙寺には置く場所がナイ。また、奥方が反旗を翻すでしょう。

嫌いではありませんが軽自動車約1台分のスペースを取りますからね。