「べらぼう」特大ポスター本堂へ

あと10日も過ぎるとまた一つ齢を喰う。

新年なんてロクなものじゃあない・・・とボヤキの一つも吐きたくなる年頃てす・・・。

 

やらなくてはならないこと山積。

それをわかっていながら何もしていないという愚かしい自身を悔い改めようという時節でもあります。

それでも悔いはすれど改めるまでには至らないほどの凡夫。

もはや笑って過ごすしかありませんね。

死ぬ時まで笑いながら・・・それはそれで仕合わせ者であるということで。

 

朝は「今日が一番」と思わす冷気に包まれた本堂。

バロメーターは私の吐く息。

今シーズン初めて堂内読経にて白色の気体を感じました。

 

そして昨日はお通夜。

先週末で法事はおしまいとはなりましたがこればっかりはどうにもなりません。

ご門徒さんが紹介されたお初にお目にかかる方がたで世に言ういわゆる新仏さんのお宅でした。

 

施主は仏教とそれにかかわるこれからの「やらなくてはならないこと」について何も知らないことと、失礼の数々について事前にお詫びをされていました。

私は「知らないのは皆同じ 私も知らない事ばかりで、お構いなし」と。

仏教哲学創生以来数千年の教え、それからすればつい先だって生まれたばかりの私ですからね。

それもその教えというものの知識とやらは名ばかりで親・先達から聞いたこと、それも自身解釈の勝手独断ですからね。

お役に立てるかどうかはわかりませんが「ちっとばかり」の伝承者としてあれば・・・それでヨシということで勝手に満足。

 

その通夜式に出立する直前に史料館学芸員の長谷川氏が訪れました。

「いよいよです!!」と来年の大河ドラマのポスター等を持参されました。特大ポスター1つと大ポスター2つでしたが、帰宅後早速特大ポスターを本堂に掲示。

他の冊子類もありましたが目を通す時間まったくなし。

 

そして奥方に布施書店にて紹介本を入手に走ってもらいましたが、既にNHK出版のものは売り切れていたようでした。

 

ご門徒さんは勿論、どなたでも史料館の帰り途にでも、拙寺へどうぞ。

お声かけくだされば私の知りうることに限り、お伝えできることがあるかも知れません。