「念誦崛(ねずき)」の森の崖の縁

昨日はほとほと嫌になった静波墓園の草刈りに。

夏以降の草ぼうぼう、無茶苦茶の様は承知していましたがそれだけにその着手は気が重い仕事になっていました。

ということで自分の心に鞭を入れて刈払い機のエンジンを久々にON。

刈りっ放しでしたが何とかやっつけてきました。

殆どが枯れ果ててたくさんの種子をバラまいている彼らですから次節も大変な繁茂が予想できます。

あの地は黙っていれば草ぼうぼう、ここは一つ地盤をコンクリに変えてしまおうか・・・とも思案。

防草シートの敷設も悪くないかも。

いずれにせよその経費もバカにできない。

 

そちらに放置してきた枯草も早いうちに回収しに行かなくては・・・。

13日は珍しく雨予想。そのお湿りが乾燥しきってからが回収作業となりますが、結構に境内にもやることを残していて、くさくさ・・・の溜息。

するとどなたか(不可思議)後ろから「何いっていやがるんだ (やることがあって体が動かせられるだけ) イイじゃねぇか・・・」と囁いていました。御意。

 

帰宅後は溜まっていた花ガラ他、寺楽市の最後の「残骸」を軽トラ一車地頭方の処理場へ。まだ瀬戸物系が残っていますがそれらは持ち込みにせず、定期回収、近くの集積場へ。その仕事は奥方の出番となります。

 

扨、談山神社の裏の林道を廻りこみ車両をとめて、上り坂を進むことになりますが、その地を以前も記しましたが「念誦崛(ねずき)」と呼ばれています。

多武峰中興と呼ばれる増賀上人(917-1003)の墓があるということでそちらまで足を延ばしたというわけですが、そちらには新旧 多くの墓石たちが鎮座し、私をお迎えくださいました。

早朝でしたが、おそらく真昼間であっても人を見かけることがないような薄暗い森の中。

 

車を降りて歩を進めるなりスグ、お出ましになった石仏たちが表記画像になります。

こんな崖の間近で大丈夫?と声をかけたくなるような危うそうな場所。すると「危ない のは・・・お前だ !!」。

それも御意。