寒い朝も無風は有難い。
朝は奥方が電話で受けていた「生々流転」墓(ペット墓)の納骨法要。19歳という御長寿ネコちゃんでした。
先方ご自宅に迷いこんできた年に生まれた施主の子供さんと同時進行で成長したということでその死を受け入れるに時間がかかったのでしょう。火葬して自宅安置が約5カ月とのこと。
このほど踏ん切りがついて拙寺の流転墓に納めるという流れです。
御前崎在住の方でご門徒さんではありません。
拙寺の流転墓は宗旨に関わらず承っています。
ただし本堂での読経から始めますが当流の経典オンリー。
それが終わってからは大晦日の「除夕鐘 今年もやります」の回覧の手配。周辺地区のみですが16枚をコピー。
それと同時に公民館の駐車場の件もお願いしてました。
午後は三つあるベンチの塗装上塗り作業にその他雑務を。
少しづつですが年越しの準備が整いつつあります。
扨、先日来続けて記していた談山神社。
神社というものには神域ということで死という穢れにも通じる墓というものの存在はありません。
ところが幾度か記していますがこの談山神社、神社といえども廃仏毀釈の頃に無理やり変更が為されていますので墓域は秘かに残っています。
山の裏手、あり得ないくらいの奥とも思える場所にありますが元はといえば寺ですからそれらがあっても不思議ではありません。
その墓域に辿るには案外と車であっても距離を感じました。
あの駐車場から突き当たったT字路、豆大福屋のある通りを山門?や②を右手に見ながら進み、虎口風門跡と「女人禁制」の石碑を左手に見て右方向の山道を上がります。
山を迂回して廻りこむといった感じですね。
実はこの道の中途には明日香・石舞台からのハイキングコースがあってその道を行けばこの山、御破裂山まで登れるといいます。
そのまま降りれば談山神社の拝観料がタダになるとのことですが、フツーの方はそような迂回路を選択しないでしょうね。
私はその墓域を歩きたいという願望がありましたからそちらまで車で。
不安に駆られながら林道風の道を進み駐車場もないその入口に車を停めたのでしたが、帰り際にその駐車場所を見て愕然させられました。グレーチングが一部欠落した排水溝があって進入する際はたまたまタイヤが落ちずに入れたようでした。
帰りは4WDに切り替えてタイヤを溝と直角にして慎重に後退 脱出しましたが、冷や冷やでした。
比較的新しい墓が並んでいましたが①一体どうやってここまで来て②どこに車を駐車するのか・・・まったく不思議。
この冷や冷やの翌朝が例の天理でのドタバタでしたから、「よくもまぁあそこで脱輪しなかった」ということよりも「あそこでバッテリーが上がらなくて良かった」と。
それがトラウマに。
あれからバッテリーを新調したことは勿論、定期的にバッテリーのメンテナンスをしなくては・・・とバッテリーチャージャーを導入。
それでも次々と起こったバッテリーあがりの現象に「そこまでやるか」とは思ったもののジャンプスターターまで用意しました。
山に行く、遠乗りするような際に常備し、「そのバッテリートラブルの際」だけではありますが安心を求めました。
談山神社の裏山の林道でバッテリーの寿命がたまたま来たら・・・いや、いずれ走りたいと考えている美濃から越前に抜ける「酷道」でのそれ、いやいつでもどこでも・・・を考えると・・・「安いものだ」というのがその論理。
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