昨日も好天。多少の風はありましたが。
外で大工仕事色々。
昼前後はトレーナーを脱いで半袖になったほど。
さすがにその恰好で外を歩けば「奥の墓道」氏に「100人に一人」とか「1000人に~」と笑いながら阿呆呼ばわりされます。
それは境内限定の姿でしたが、私は特に多方面「変わり者」、いやそれ以上「バカ」呼ばわりされたとしても何らの不快感を得ません。
諸先輩方々にご指導を受けたとしても気にすることなどまずありません。
自分自身「それこそ」と考えていることなどの場合、良きことと思えば耳を傾けて修正すべきところは改め、それ以外は一旦は念頭に入れるもののただ「流し去る」それだけですね。
それは人生行脚の得策。
要は「無碍の一道」であり「人それぞれ自由に生きて良い」という生き方にのっとっていればこそ。
別の言い方をすればいつもの「勝手にしやがれ」の開き直り。
どうでもイイのです。他者の目など・・・
その大工仕事とは・・・大晦日の午前10時から撞く「除夕鐘」に今年から登場させる「喚鐘撞き」用の三脚の製作でした。
小さい子や鐘楼に上がれない方のために喚鐘を棚店近くに設置して鐘撞きの代わりにそれを叩いてもらおうというもの。
鐘楼に上がった子であってもこの喚鐘を叩くなどの機会はそうありませんから楽しんでいただけると踏んでいます。
喚鐘も何回叩かれたかカウントしていこうとも思量。
周辺の皆様、今年も境内が喧しくてスミマセン。
扨、一昨日の藤枝市博物館の企画展。
朝比奈氏に関する掲示板に「殿は」とか「殿の」という字面を見て、コレは知らない方は「何のこっちゃ~」と思われる方がいらっしゃるかも・・・などと思いました。
「知らない方」などいうと失礼な言い回しですが、先日境内作業中にフラッと立ち寄った・・・という感じの方が本堂前に。
一応、私からすれば「見かけぬ方」になりますので声かけご挨拶はこちらから。
すると「この旗があるが①、この寺がどう田沼意次と関係があるの?」なる質問をされました。
大工さんがあっちこっちでトントンやっていますので、私にもその流れ、この職人に聞いてみよう・・・といった感じ。
私は「え~と 田沼意次が松平定信や一橋治済の暗躍によって・・・」などと話し出すと、イラついた如く「だから!!どう関係があるんだ」と私の話を切ってきました。
要は後者2名に関してご存じなかったのでしょう。
自信知らなかったことを「職人」にペラペラしゃべられたという思いで腹が立ったのかも。
私もそれならと「壊された相良城の材で建てられました」というと「田沼意次と相良城とどう関係が・・・」。
こういったお客さんも来られるのだろう・・・とプリントの1枚を作る必要があると思い知った次第。
「ハイこれ 見てね~」で終わりますからね。
ということでこの「殿」とは字名のこと。地名です。
藤枝市岡部町殿。勿論、読みは「との」。
各所旧跡放浪をしていればその字名を見かけることはありますね。「根古屋」ほどではありませんが。
藤枝でも長閑な場所でこの辺りでは秋のコスモスがウリの場所です(殿橋②場所はこちら)。
画像は10年前2014年のGWに「奥の墓道」氏と訪れた際のもの。
今は大分変ってしまっているのかも。
以来縁遠い場所でしたがそろそろフラっと立ち寄るのもいいかも。
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お祭り大好き (木曜日, 05 12月 2024 07:26)
「殿」は最近コスモスが有名になりつつありますが、隔年(以前は3年に一度)「朝比奈の大龍勢」が開催されます。 狼煙を起源とする全国4か所のみの農民ロケット花火で貴重な存在です。 朝比奈氏の末裔も1龍勢連の責任者として大龍勢打ち上げに活躍していましたが、数年前に逝去されました。 朝比奈川沿いの田んぼの一角に「常設発射櫓」があります。 なお、静岡市の「草薙の大龍勢」は、資金力があるため毎年開催されます。
今井一光 (木曜日, 05 12月 2024 17:22)
ありがとうございます。
狼煙からの伝承ですね。
山の上から発射台―やぐら―が見えた覚えがあります。