多少の気温低下は実感しましたがまだラクな朝。
朝一、奥方から境内の車を外の駐車場に出しておけとのお達しがありエンジンをかけました。
イキナリ強めの冷房の風が顔に当たり慌ててスイッチをオフ。
車は奥方が使用していましたが、前日がいかに暖かかったかがわかります。
そして昨日法務は境内でのお内仏閉扉式から。
ご門徒さん宅の小型の古いお内仏を処分して、新しい「もっと小型の家具調」のそれを調達するとのことでした。
よってお内仏は両手で持てるほどのもので本堂にお持ちいただいての閉扉式となりました。
本尊のいなくなった「木の箱」はお焚きあげに。午後は報恩講の片付け。地頭方処理場へ。
扨、ここのところ「意次せんべい」の件を記していました。
先日の報恩講での御門徒さんへのお披露目では「新 相良のお土産」として田沼意次のさらなる大きな告知に一役買いたいとデビューしたようなことを境内に設置した棚店に記していました。
勿論、来年の大河ドラマに便乗しようという心根もありますね。
これは「相良史蹟調査会」による製作になりますが、当初は南鐐二朱銀(またはこちら こちら こちら )を強くアピールしよういう案がありました。
ところがあの図案を焼印にしたとしても「何だかわからない」ことになることは必定のこと。
それもウラ・オモテがありますからね。
何しろ通貨についての説明も長文になりがちになります。
ということで私から会員皆さんに「コレならシンプルです・・・」という具合で提案したのが太鼓。
おかげさまで了承を得てこの度の拙寺の太鼓が広くお披露目いただく運びとなりました。
産業祭出店の際の接客でも「田沼意次の広きに渡る認知紹介のついでに大澤寺の太鼓もちょっぴり・・・」と私の身勝手な下心を展開していました。
「ああ、あの陣太鼓ね・・・」などいう方がいらっしゃいました。「陣太鼓じゃねぇよ 時(刻)太鼓だよ~」風の反論はしませんでしたがその件をサラッと説明してもチンプンカンプンの様。
二ノ丸の太鼓櫓(矢倉)が「今の相良小学校グラウンドの真ん中より少々東側にありまして・・・」などと解説用の図画を用意してはいましたが口で解説するよりも紹介文を用意した方がベストだったと反省した次第。
興味のある方に「こちらをお持ちください」。
あの喧噪と人の流れの中で歴史の話を一からするなどそもそもムリでした。
大澤寺の出店につき「歴史や仏教、いろいろ・・・」などその問い合わせを気軽に受けるの如きことを記していましたが、やはり最近頼ることの多くなった名刺をサラッと机上に置いて・・・など
それが一番でしたね。
反省点いろいろ、成長させていただいています。
画像①はイベント出店用に製作したのぼり旗。
棚店にはコレがあるかないかではアピール度が雲泥の差。
せんべいのパッケージには黄色と赤の二種がありその裏側には大澤寺と太鼓のアピールさせていただいています。
もしかして・・・田沼意次にスポットが当たって・・・大澤寺の太鼓にも、もっともっと、もしかして・・・明かりが・・・
その手の空想も悪くない。
光が当たれば影ができる・・・その光の限界について超越しているのが阿弥陀如来の光。
阿弥陀如来には「無碍光如来」の別名がありますね。
一応念のため・・・
正信偈では「天親菩薩造論説 帰命無碍光如来」とあります。
やはりこのほど拙寺の土産品としてデビューした「無碍一道」のバックに通じるところですが。
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