雨続きでくさくさ、割り切りが必要とは思っていました。
しかし何故か午前中は太陽が顔を出してくれて、避難していた植木鉢数鉢を日の下に移動するなど。
予想通り夕刻には再び土砂降り。
まったく面倒くさい天気が続きます。
お盆明けに時間が出来たら自然の中に独りいてのんびり思索を・・・などと期待を膨らませていましたが、すべてオジャン。
まさかこれほど悪天候が続くとは思いもしませんでしたね。
まぁ別段の被害がないということが有難いことですが。
昨晩の予報では、関東南にさらなる熱帯低気圧が発生していましたから今後関東地方は油断がおけない時間が続くかも。
しかし他人事ではありません。
静岡市内の河川増水による被害状況がテレビから流れていました。長靴を履いて水が溢れた道路を歩く下向姿?の小学生にインタビューするシーンが流れていましたが、学校はこの日を休みにしていなかったということか・・・
あいも変わらず臨機応変というものがないようです。
「洪水で溢れた道を学童に歩かせるな」。
扨、以前「法名をもらう」の本山ポスターの件を記しましたが、2025年より本山には「帰敬式相談窓口」が開設されます。
どちらの大谷派のお寺でもその受式は可能ですが、受式場所を本山に指定することもできますので、参拝や観光の流れの中でそれを受けることができます。良き思い出とすることができるというワケです。
以前はお寺の遠足といえば、大谷祖廟の納骨と本山での帰敬式がセットだったこともあって案外と(生前)法名を頂いている方がいらしたものですが、今は私の誤った?方向性からか少なくなっています。
なかなか元に戻そうとしてもうまく行きませんね。まぁゼロからその告知をしていかなくてはなりません。
因みに得度式と帰敬式とは似て非なるものですから一言。
夏休みに必ずと言って報道される本山東本願寺で催される得度式。
帰敬式同様、仏弟子の名のりをする式ではありますが得度式はまずは坊さんの予備軍。寺族子弟ということになりますね。
息子も小学校5年で上山しました。
また東本願寺の得度式は表に出てくることが多いのですがお西の方はさにあらず。それは両派の考え方の違い。
大谷派(東本願寺)は親鸞さんの得度の時にこだわって「9歳になったら」というルールがあるからです。私がそれを受けたのは大学卒業時、あまりにもタイミングが悪すぎました。
まぁ親の感覚の違いで私はその時期になったのでしたが相当なるわだかまりがありました。
それでいてお西の場合の基準は「成人」(確か18歳?)となっていますので夏休みの黒衣の子供のいがぐり頭の情景は東本願寺でのみ見られるということで。
親鸞と阿弥陀の教えは同じ、似ているようでまた違いもちょくちょく見られる東西の本願寺。それはそれでOKOK。
2025年からの東本願寺の帰敬式の変更点として「法名の取り扱いが変わる」との告知がありました。
1.男性には「釋〇〇」、女性には「釋尼〇〇」の法名授与を基本
としつつ受式者の願い出に応じて「釋〇〇」もしくは、「釋尼
〇〇」を選択いただけます。
なお、選択事由の説明は必要としません。
2.帰敬式受式後において「釋〇〇」もしくは「釋尼〇〇」の名告
りの変更に伴い、「変更後の法名紙の交付」を希望する場合は
所定の届出書の提出をもって新たに法名紙を授与いたしま
す。
上記は今の社会の情勢、感覚を鑑み変更されたもの。
要は「どちらでもイイ」「男子も女子も区別はナイ」ということですね。
しかしながら得度式で男子はいがぐり坊主、女子はカタチだけ・・・というのはオカシイ・・・といった意見もアリ。
女子に剃髪を強要するのも何ですから、それなら男子もヤメちまおうという意か。
また先日の会合で得度式で男子が「釋尼〇〇」を選択した場合、「剃髪しなくていいの?」といった質問がありましたが・・・
何分、難しい世の中になりました。
表記の「勝他・利養・名聞」のはからいに生きている私というものの象徴を「髻」(もとどり)として形容したものです。
それらをここで剃り落とすことによって仏門に入る宣誓とその自覚を持つ機縁にしようというもの。
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