強雨の中掛川圓満寺にて 堂内空調の心地よさよ

雨時々土砂降り。

午前は本堂で大吟醸「田沼意次」の販売について地区の酒屋さん3社を集めての説明会。

といっても拙寺はその会場(本堂)を提供しただけで私の参加はありません。主導は史跡調査会会長の小澤氏です。

それによると販売価格は720ml箱入りで3300円に統一するとのことでした。

牧之原市からもその品に力を入れるとのお墨付きを頂いているそうで小澤氏もこれで一安心、スタートが切れると。

残念なのは私にはその味がわからないということ。

平田寺の「田沼意次」奉納式にはそれ一本で行くとのことでした。

 

午後は掛川の圓満寺にて定例の会合。

テーマが多様にあって18時前までかかりました。

帰宅時は水たまりにハンドルを取られて恐怖を感じつつ。

内心この会合は順延願いたいところでしたが、致し方なし。

うるさ型の坊さん、沈思する坊さん、おバカな坊さん(私です!!)

それぞれあってうまいこと収まりませんね。

まぁ人それぞれあっていいのですが・・・

 

途中外は無茶苦茶な降りがあって(東海道新幹線全線不通)、私は庫裏や本堂に雨漏りがありはしないか「それどころではない」といった感じでそわそわ。

後に大事ないことがわかりましたが・・・。

 

こちらのお寺の本堂に入るのは初めて。以前は庫裏での会合でした。

すると靴入れが無いので「靴はどちらで脱げば・・・」と伺えば「そのままお入りください」でした。

ズカズカと他のお寺の本堂に入ること、躊躇のない私ですが、靴を脱がずに入ることは慣れていませんので相当どぎまぎとさせられました。

 

ガッチリとサッシドア、密閉度高い本堂でエアコンの効きがすこぶる良きこと・・・

「コレだな」と入口近くにツインで聳える見た事も無い空調機を確認しました。外側には本堂裏側の室外機に延びるパイプが少々見えるだけ。

快適な空間の提供に「これいくら?」と聞いてしまうのが私の失礼。

2台で200万円弱とのことでしたが、羨ましいということはさておいて、拙寺木造+畳の本堂では効率が悪すぎて無理でしょうね。

その快適を諦めること、さして時間はかかりませんでした。

 

尚、帰宅後、メールにて9月1日の法要中止順延の連絡がありました。当日は静岡市内のご自宅法要と近くの墓園参りの予定でしたが、私としては9月1日なら「何とかなるだろう」と高をくくっていました。

何故ならば台風10号は一昨日の935hpから985hpに急速に勢力を落していることそして「陸の上」の進行ということですね。

陸上では彼のスタミナの供給源は喪失し浪費するのみ。

要はその頃は熱帯低気圧→前線を伴った低気圧程度に・・・というところですがこれまで降りまくった雨量もあって地盤軟弱地の土砂崩れの発生も考えられるわけで。東名高速等幹線道がストップすることも。

中止していただいたことによって余計な心配は不要になりました。まぁ、ボヤキはありますがすべておまかせしています。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    お祭り大好き (金曜日, 30 8月 2024 05:56)

    本堂に履物を履いたままで入室出来るケースは未だ少ないと思います。 一方、神社本殿に土足のまま上がったマスコミの取材があったことを、その神社関係者から聞きました。 今までは、許可を得て本殿の隅にて神事を拝観させていただいていましたが、不心得な行為のため「神事参列者以外の本殿立入は禁止」となり、やむを得ず本殿の外から拝観しました。 一般的には知識があるといわれるマスコミ人の常識外の行動に、大きなトバッチリをうけました。

  • #2

    今井一光 (金曜日, 30 8月 2024 20:59)

    ありがとうございます。
    「不心得」なる語は私にとっては耳が痛いものがあります。
    目的というものが確定すると周囲色々お構いなしで突き進んでしまうところが
    ありますからね。
    施設宗派によっても考え方が違うでしょうし「ま、いいか・・・」の自己判断。
    いっそうたちが悪いのかも。
    拙寺本堂でも靴の脱ぐ場所について外部から来られた方は得てして無茶苦茶になりますが。わからなければ仕方ないことですね。