「水鳥の羽音で潰走」~富士川の合戦(某新聞社のコラム)~した平家の疑心暗鬼の大衆心理というものを傍観していました。
ブラックマンデーの再来とのことです。
その「平家」の皆さんとは年初から「貯蓄から投資」なる語で大いに踊らされた方々だったのでしょうね。がっちり嵌められてしまった感。いい思いをさせられたところでイキナリの試練ですからね。
私は境内で植木いじり。雲の多い一日でした。
夕刻にはてっきり一雨あるかと思いきや奥方がスマホを眺めて「今日はナイ」の判定。結局は水やりを。
土いじりは先日剪定し特製の遮光した水鉢に入れていたハイビスカスたちに発根の兆しが現れたため、15~6本を鉢植えにしました。
挿木の方法は各あるようですが、これは私なりの方法です。
これらが確実に根付いてくれるかはわかりませんし彼らには厳冬期にさらなる試練が待ち受けています。
来年まで何本生き残るか。
挿木といえば月下美人もそれで簡単に増やすことができます。
しかし開花させるにはある程度の成長時間が必要ですが。
今年もいつも通り咲いてくれていますが「美人」も裏切ることはありません。
ただし挿木に関してハイビスカスは条件が良ければその年の秋にでも花を咲かせてくれますが「美人」はそういうわけにはいきません。
厳冬期の耐寒性についてはハイビスカスよりありますので私の場合は外の簡易温室―梱包用フィルムで覆うだけ―にて冬を越してもらっています。
なにより大きく育った葉の先に蕾が付きますので2~3年の成長を待たねばなりません。大きくすれば場所を取りますからまた管理が厄介です。
よって鉢の更新が不可欠になりますが花を付けない時のあの姿はかなり汚らしいものがあります。
知らない人が見たら「何コレ?」といった容姿で特に日にヤケで茶色に変色している姿はいかにも醜悪です。
それでいて花が咲いた際、初めてその名の意味が了解できるのでした。
純白それは繊細で圧巻、その芳香の良さが。
日没後しばらくして開花、その絶妙を披露してくれるのですが夜明けまでには、だら~という具合に萎んで更なる見苦しさを見せつけます。
この一夜という儚さがまたいいのですが、開花のタイミングを見誤ればその「美人」の姿と優雅な香りは体感できませんね。
冬の管理と経年の維持もそうですが、早い蕾の成長と開花の機会予測も頭にいれておくことが肝要。
私は「咲く」と見たら鉢植えのそれを玄関内に招待し、楽しませて頂いています。違う鉢でも同じ日に開花するなど、不思議すぎ。
そして数日は玄関にその香りが残ります。
今年は地植えにチャレンジしてみようか・・・
尚、挿木はいくらでもできますのでお寺までどうぞ。
画像①②は史跡調査会の小澤氏が動き回って実現させた日本酒「田沼意次」のパッケージです。
9月の王位戦にあわせて発売するとのこと。
本来の目的は勿論来年の大河ドラマですが、以後継続的に相良の土産として販売できればと目論んでいるようです。
尚、通常販売者はご門徒の店舗では本通りの池田屋さんと150号線の笹屋さん(ファミリーマート)になるようです。
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