息子が静岡東部の葬儀につづき横浜の法要に向かうため当家に宿泊していました。朝早く出立していましたが朝食を提供するために朝から奥方は忙しく動いていました。
私は、いつものペースを崩されて、呆けっとその様子を傍観していましたが、昨夕に境内の植木鉢に水やりをしていなかったことを思いだして慌てて境内へ。
夜間は一昨晩に続いての降雨はありませんでした。
その時間は蚊の餌食になることは仕方なし。
大いにヤラれましたのでその仕返しに本堂前の鳥たちに用意している水鉢をひっくり返して水を入れ替えてやりました。
それを2~3日も放置すればボウフラだらけ。特に雨水が入ると・・・絶好の産卵場所を提供しておきながら頃合いを見て一気に始末。
殺生のための罠を設けるとはある意味悪辣な坊主か。
最近の息子は法務が重なってあちこち動いているよう。
神奈川県内の法務は彼の祖母の住まいがそちらにありますので宿泊とリラックスの場として活用していますが、義母がそこを引き払って当地に来ることになったとしたら、どうするのでしょうか・・・
先般、浜松市内でのある葬儀について耳にしたこと。
葬儀と火葬場の日時はどうしてもそれを連携しますの。葬儀場はまず大抵は手配できるものの、火葬場については「先着順」ですからのんびりできません。
私も葬儀式についての段取りあれこれについて問われた場合、
まず「火葬場の予約から」とその動きの優先順位が上位であることを示させていただいています。
先に葬儀開式にするのかその後からの開式にするのかそれが決まらないと後の予定がたちません。
ところがその先着順、時にその施設が満杯、許容オーバーとなることがあります。
そしてまたこの時節です。
昔から遠隔地から訪れた方が亡くなった場合それを「行旅死亡人」なる語で過去帳などに記すことがありますが、そういう場合、手続き等に時間を要す場合が多く、ご家族の疲労度も過酷。
また特にこの時節、ご遺体の傷みが進行しますので「一刻も早く!!」の遺族感情が沸き起こるのはやむを得ないところでもあります。
ということでそういう場合は隣接する行政市町にあたって不可能解消を試みるわけです。
それによって一応の安堵はありますが、隣接とはいえ長距離移動が加わりますのでさらなる関係者の過酷に。
葬送の大変さは筆舌に尽くしがたいところがありますがさらにそれに拍車がかかること、傍観者としてあっても、気の毒でなりません。
一言で「死するタイミングと場所」はどなたもわからないということです。
昔からそれを「布団の上で」とその大いなる希望として言ったものです。
扨、昨日の関大明神社から府を跨いだ所にあるのが離宮八幡宮。
荏胡麻油しぼりの発祥の地といわれています(場所はこちら)。
以前この地の荏胡麻油について記しましたが、まだアップしていない画像がありました。
八幡宮境内には油祖の銅像まで。
私は以前からその油の効用について着目していましたが、どうも忘れ去られているような。
よって「最近どうした?」と奥方に聞けば「出していないだけ」だそう。
ご自身は冷ややっこに掛けるなどして日々摂取しているようです。「ズルイヤツ!!」と罵れば「お前は魚油をとクルミとナッツを好んで摂っているではないか・・・」と。一応納得。
また、先日蒲郡の油菓子について記しましたがいわし油を使用したといいますからいろいろな効能があったのでしょうね。
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