昨晩のブログにて「相良は雨が降らない」と記してから間もなく携帯に「雨雲が近づいています」のメッセージ。
いつもの如くにニセ情報と思いきや今回は丑の刻あたりでしょう、珍しく降ってくれました。
一昨日の関東地方の如くの無茶降りにはなりませんが、絶妙なお湿りというところ。夜半に降って明け方晴れる・・・タイミングもベストでした。
こういう日もなくては草木も「やってられない・・・」といったところでしょうね。
そして二匹目のドジョウ狙いで夕刻の水やりをサボりました。
昨日は堂内で鬼門と裏鬼門についてのお話を少々。
どちらの地であってもそこの主たる為政者が住まう御殿、城塞を中心にして丑寅(北東方向)とその真逆の未申(南西方向)に寺や神社を置いて鬼(疫病と災難)の侵入を避けようと意図するものです。
まじない系のいろいろを忌避する真宗門徒としてはその「鬼」に対しては避けようにも避けられないこととしてただただ「如来におまかせ」しているだけですが・・・
最近では風水などの根拠レス色々が好まれているのか流布されているようで、しなくてはならないことアレコレがまことしやかに言われるようになりました。
特に建築関係者のにわか仕込みもあってその手の各種を為すことが好きな人もいらっしゃるようです。
その寺社の配置で言えば京都で言えば丑寅が比叡山延暦寺、その他多くの寺社、そして未申が男山石清水八幡宮に天王山。
そして江戸の丑寅方向が上野寛永寺、浅草、神田大明神であり
未申方向に増上寺というのがそれにあたるといいます。
扨、先日は山﨑蒸溜所の敷地内、閻魔堂址の石碑について記しましたがそちらに「島本町教育委員会」とありました。
ついつい山崎蒸溜所の「山崎」というと京都乙訓郡大山崎、要は天王山をイメージしてしまいますが、その蒸溜所のある位置は大阪府の島本町になるのでした。①の先の踏切を渡れば蒸溜所になります。
そして近くに京都府と大阪府の境界が通っていますがそちらを通る西国街道には古くから関が設けられていたといいます。
そちらにあるのが関大明神社(場所はこちら)。
まさに京の中心から見て裏鬼門にあたる地です。
納得しながらその看板③を眺めさせていただきました。
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