蒲郡塩津中学校教頭さんの案内 一所懸命生きる

昨日は御前崎の墓地にて墓石撤去(墓じまい)の立ち合いに。

元々拙寺のご門徒様ではなく昨年からその相談を受けていました。

その日は石屋さんをその墓地への案内することとご施主とのセッティングがありました。

 

石屋さんも「(暑すぎて)この天気では、今日一日で仕上げる自信がない」とのこと①②。

私は簡衣輪袈裟のスタイルでしたが、私のこの地の朝の第一印象は「風が通って涼しい!!」でした。

そういえば天気予報の気温の表示は最近やたらと「暑い」といわれようになった静岡市内よりも御前崎は2~3℃低めですからね。

 

墓石のトップ(竿)部分がユニックの荷台に収まった段階で失礼させていただきました。

帰宅後は障子はりの続き。

2枚完成しセット、そして中央の2枚に取り掛かりました。

天気良好につき乾燥も早く頗る捗ります。

最近の首都圏は「暑い」に+土砂降りタイムがあるようですが当地にはそれがありません。

夕刻の植物たちへの水やりがサボれることは有難いのですが。その時間帯といえば100%あ奴らとの闘いに敗北します。

炎天下では姿を見せないクセに・・・。

 

今、小学校の先生たちは子供たちに「外に出ないように!!」の如く指導されているようです。

テレビからは熱中症なんたらの声ばかり、要は暑いから外で遊ぶな・・・ということなのでしょう。

要は「何かあったら・・・」の責任回避の風も。

保護者もどうかしている・・・すべて教師のせいにする風潮。

 

一昔前より気温が上昇しているので仕方ないのでしょうが20年ほど前にから私の職場ではその夏の作業をサボるための言い訳の詞「危険だから~」とよく聞こえていました。

どいつもこいつも「蚊と同じ」なのかも。

 

扨、昨日の墓碑は「先祖代々」でしたが、ご門徒の墓塔としては珍しいタイプ。

拙寺、代々住職はまず推奨しない文字列です。

「骨塔」か「六字(南無阿弥陀仏)」か「倶会一処」、最近では「無量寿」というのがお決まりですね。

 

しかし以前行った墓地に思わずニヤリとする墓碑銘とお目にかかったことを。

最後の画像⑧ですが「一所懸命」の文字が私を喜ばせました。

「一生」でなく「一所」という文字への施主の拘りというものが窺えます。

お会いしてお話ししたくなったくらいです。墓地は私の仕事と趣味のフィールドではありますが、その墓碑は初めて見ました。

 

この墓地には先日竹谷城に向かうにあたって記した蒲郡の塩津中学校の教頭先生に連れられて訪れたのでした。

私が墓地の在処を伺いに学校の職員室にづかづかと入り込んだ挙句、他の先生方はそれを知らず、教頭さんの出場と相成ったわけですね。

それなら・・・と教頭先生の親身に付いてしばらく歩いてそちらに。

話が大きくなって恐縮したこと、とんだ不躾者への親切さに頭が下がります。大切な時間を頂戴してしまいました。

 

アポなし、特に部外者の学校等への立ち入りはホントは遠慮しなくてはならないところでしょうね。わかっていても何か私の背中を押すものがあるのです。

各事件が発生していることもありますし学校側としても部外者の突撃訪問はカンベンしてもらいたいところでしょう。

根っからの私の図々しさの件、申し訳ないことでしたが、楽しい出会いがありました。ありがとうございました。

 

数年前の真冬の図ですが遠くに三河湾が見えます。

墓地には地蔵堂が・・・

青い空は夏でも冬でも爽快です。家に籠っていたら何もナイ。

寒いだ暑いだの自然環境の件、動かないでイイ理由にするべからず。