ブラタモリ登場 弥勒寺の役行者+不動明王と曼荼羅

「降る降る予想」に反して当地は殆ど降らず。

一昨日の夕刻、カラカラに乾いた植木鉢の植物たちに「もうしばらく待って」と予報の雨を待ちました。

それが朝になっても降雨はナシで結局昨日の朝一番の仕事は水やりから。その後、多少のお湿りはありましたが、どちらかで言われているようなまとまった雨はありませんでした

 

夕刻17時から開式の法要がありましたが、当初の「覚悟」はまったく不要。ただ堂内は暑いだけです。

うまいこと蚊の襲来もありませんでしたので終わってみれば良き7月の良き一日。

 

昨日来訪された方は元の牧之原市民。家伝来の茶畑を手放すことが決まってその所有権移転の下準備に来られたそう。

その金額を聞けばひっくり返りますよ。

素人には考えつかない数字。

「600~700坪ある」とその方が仰っていましたが金額は「1万円」ポッキリとのこと。

今、住宅地で5000円/坪を切るといわれていますが、茶畑だとその有様です。

農業委員会が転用について管理・監視してますから、特にその売買などうまいこといかないよう。

茶畑は茶畑・・・そんな面倒なことを言っているから放置茶畑の森ができるのです。

行政でも国でもその辺りのところ何とかできないものでしょうかね。

農家以外の一般市民が畑を開墾したり市が買い取って市民農園を作って区画を販売するなり・・・旧態依然の感覚、本当に腹が立つ。

 

扨、昨日記した弥勒寺の十一面観音の奥にあるのが役行者像。

私はあまり御縁のないものとして興味を向けないものではありますが、こちらを撮影させていただいたのは、こちらの堂内の諸仏数ある中、唯一NHK総合地上波に登場したことがあるからです。

 

それがブラタモリ(伊賀の地形と伊賀忍者の回)です。

要は伊賀忍者のルーツがこの像、役行者(役小角)-山岳修行者(修験道)-だったという推測からです。この像は古さ大きさとも周辺随一のものだからでしょうね。

山間部を我が庭の如く熟知し、またそのグループの情報伝達力に長けていそうなところ、まさしく忍びのルーツだったかも知れません。

 

その役行者像のお隣には不動明王とそのバックには曼荼羅が。