十一面観音の天冠台 + 持国天像 弥勒寺

朝の一瞬の間はお日さまの姿がありましたがしばらくして雲が張り出して以後ずっと怪しげな天気。

予報によれば15時には降りそうな感じ。よって14時目標で地頭方処理場に向かうことにしました。

満杯の花ガラ袋に雨水が溜まることは避けたいところですからね。

酷暑続きだったせいか墓参の方は少なかったようで、前回の雨続き以前のものも袋の底に「堆積」していました。

雨水にも浸ったようで腐食が進んでいて、もっと早く処理しなければならないレベルでした。

サボっていたことは反省しますが・・・地頭方まで行くのはなかなか面倒。ドラム缶に放り込んで燃やしてしまえばカンタンなのですが。

 

そして先般中日新聞にて牧之原市の宣伝紙面が登場したことについて記しましたが、数日前にはお世話になっている東京の代々木上原在住、富谷国民学校(学童集団疎開)の桑野龍輝氏より電話が。東京新聞を「見たよ~」と。

 

例の牧之原市り宣伝紙面は中日新聞と東京新聞の二社に入っていたことがわかりました。そちらにも驚かされましたが、ハリのある声の桑野氏は90歳、お元気そのものでした。

「今度また顔を出しま~す」には圧倒されました。

すると静岡の秋野氏からも同様の電話がありましたが、静波の笠原氏はその東京新聞を持参くださいました。

「何だってそれを?」と聞けば「うちはずっと東京新聞」と。

てっきりその新聞は東京だけと思いきや・・・

牧之原市、というか今回のそれにはスポンサー各ありますが、そういった新聞紙面に拙寺が登場させていただくこと、これまた僭越至極。

 

扨、先日の弥勒寺の重要文化財指定の聖観音菩薩に続いてもう一体の重文を。

聖観音菩薩の対にある感がありますがやはりそのお隣にはあの増長天に変わって持国天が侍ります。

 

高さ174cm。かつては彩色されていたという十一面観音菩薩でやはり平安時代後期の造立といいます。

船形光背も台座も例に漏れず後補です。

欲を言えば後ろからのそれを拝見したいものでしたが、天冠台の小仏を近接して拝めたことは嬉しい限り。

 

最後の画像は7月5日の東京新聞から。