土日より天気が崩れるとの予報。
いよいよ梅雨入り・・・の感。できればカラ梅雨を希望しますが。
そして予報では晴れ間が広がるはずだったのですが昨日は殆ど曇りの一日でした。
というわけで、花ガラ袋満杯につきそれに雨が降り注ぐことは避けたいところですので朝一番に地頭方処理場へ。
帰宅してから他の雑務色々は我慢して夕刻にある法務の準備をして、14時には出立。
静岡にて17時の開式でしたが、施主家族とは今回の法務詳細についてお話することができなかったため早めの到着を目指しました。
終了後18時前には帰路につきましたが雨がポツポツ。
天気は結構に不安定ですね。梅雨間近ということか・・・
扨、処理場には色々な物を持ち込んで処分依頼をしているワケですが、これまでそちらに持ち込んだことのないもの・・・といえばお内仏。要は仏壇一式です。
お内仏の閉扉式とご本尊のお焚きあげを依頼され、ついでに外箱(仏壇)の処理まで頼まれたことがあります。
ごみ処理場にそちらを持ち込むこと自体憚られるところですし、処理場担当からも拒絶されそう。
そこは試したことがないのでわかりません。
その引き取りについて頼まれた場合、かつてはご本尊と一緒にお炊きあげしていましたが、実はそれを細かく破砕して火にくべること淡々と・・・とはいってもあまり気分のイイものではありません。特に大型のそれを壊すところなど人に見られたくありませんからね。
よって最近の私はそのストレスを私が買って出ることもなかろうと「仏具屋さんにお願いしましょう・・・」とお断りすることにしています。
仏具屋さんの引き取り費用はどのくらいか、知る由はありませんが、金仏壇の中古品は人気で輸出して高値で取引されていることもあるよう。
先日来、石屋さんの墓塔の新規建碑について少なくなっていることを記しましたがこの仏壇、お内仏を新規で求めようという家もかなり減っているのでしょうね。
どちらの家でも最近は邪魔もの扱い。置く場所がナイ・・・
ご本尊を新規に招くこともありますが、ハコは要らないということ多くお見受けします。
画像は本山東本願寺発行のパンフから。
ハコはともかくとしてご本尊に手をあわせる習慣、生活は捨ててはイケないでしょうね。
子、孫はその親たちの後ろ姿を見て成長します。
頭を下げる、師主知識への報恩謝徳の心を伝えてゆくこと、一番に大切なことでした。
本山発行のお軸には必ず「裏書」があります。
ちなみに当流では各寺院の本尊阿弥陀さん木仏にも裏書という認定証があります。
その「裏書」とはどちらも「本山が確かに承認しました、よってインチキではないよ~」という証に他なりませんが、仏像自体にはそれ的のものを記すことができませんので別途小型の軸としてそれを発行します。
勿論、それを本山にお願いする際はご依頼金がかかることになります。
一般家庭のお内仏をお軸から木仏に変更する際も新規導入する阿弥陀さんについて本山に「点検」を依頼して裏書を発行していただきます。
それを木仏点検といいました。
それも私はやったことがないので詳細については不明。
また、お東→お西またその逆など本山を変更したりする際にもその点検依頼は必須とも。
「本山門主の承認」がないものは本尊として認めない・・・というニュアンスもあったのでした。
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