やらなければならない庫裏内での雑務各あって、外仕事の宿題はパスさせていただきました。
先般壊した墓と隣の墓との境界の処理もそうですが切りっぱなしの長い丸太の処理等です。すべて来週のお天気を見て、ということになります。
趣味のハイビスカスたちの植替えもそうですね。
昨年の秋に挿木したものが花を咲かせるまでに成長していて、本格的な夏を迎える前に一回り大きい「家」を提供しなくてはなりません。
扨、最近は当地でも「閉店します、長らくのご愛顧を感謝・・・」の如くの詞が店頭にてお目にかかることが増えています。
その件、枚挙に暇がありませんが、拙寺近隣のご門徒様お菓子屋さんもそうでした。和菓子8洋菓子2くらいのウェイトかと。
現状、それを惜しむ声が多数あったということから「今しばらく頑張ります」の貼紙に変わっていますが・・・。
また県内中堅クラスの相良大沢にあるお菓子屋さんの支店にも閉店の報せを記す書面が貼られていました。
先般榛原病院近くのその店が撤退したこともありますが、お菓子は今時振るわないのか・・・と。
要は健康ブームでしょうね。
一昨日のドックでの医師との面談で、タバコも酒もやらないのに「この数値は・・・」と追及されて私の甘いもの、お煎餅好きについてぶっちゃけたわけですが、夕食後にお菓子を食べるのは「命取り」になるとのご指摘がありました。
また、もし食べるなら昼か朝といいますがね。
そういった中、ケーキなど若い時分に食べた重ための洋風菓子などからは遠ざかっていました。
やはりそれなりに健康について気遣いがあったからですね。
ということで世間様も皆ケーキからは離れぎみになったのかも知れません。
若い子などには「ダイエット」の風も吹いているでしょうし。
よく聞く話ですが、坊さんは菓子を頂戴すること、お供物のお下がりにお菓子がつきものになっていますので「糖尿病」になりがちとも。
運動不足で甘いもの・・・それはかなりヤバい兆候なのでした。
ただし「あなたは血糖値については良好」とのお墨付きはもらいましたが。
いずれにせよ改善の余地がありますので何とかしなくては。
先日はまた、洋菓子店の倒産件数が増えているとのニュースがありました。その原因については、円安による原材料高騰があるといいますが、聞くところによると相良大沢のその店舗は賃貸借契約終了とその更新手続きで意見の相違があったということです。大家さんと店舗との関係がこじれるパターンもよく聞くところですね。
乃庄、大栄館の相次ぐ閉店で相良人が「寿司屋難民」といわれるようになってしばし、やはりこのほど大沢の寿司屋さんが店じまいするとのことですが、その理由もそれだとか。
この町の店の閉店ラッシュの件、全国的に見てもそう珍しいことではなさそうです。
先般、百貨店大手の岐阜タカシマヤが閉店(7月31日)とのニュースを聞きましたが、その手の地方の旗艦店が次々と姿を消していく様を見せつけられている昨今です。
そちらも賃貸借の問題があるようですが、それとは別につまるところ「頑張れば頑張るほど取り返しがつかないドツボにハマる」理論がその判断の背景にあるのでしょうね。
頑張り続けることがマイナスならば「さっさと諦める」が肝要という考え方ですが、本来日本人はその判断が超がつくほど苦手ですね。
まぁそれは戦時中の大本営の思考能力劣悪の数々から判るというものです。現在で言えば大阪万博でしょうかねぇ。
私の周囲ではどなたもそこへ行こうなどいう奇特な方は見えません。
奈良大阪方面にはまだまだ拝見したい墓石その他遺構はありますが、そこに行くこと、私は「100%無い」と断言できます。
バス遠足に入れる? ないない・・・。
画像は以前奥方とうろついた岐阜にある百貨店タカシマヤの食堂街からの図。
「みわ屋」という飛騨牛を食べさせる店のランチタイムでしたが、値段の割にボリュームもあって美味しくいただきました。
奥方と各所うろつく時はそういった時間は必ず持たなくてはなりません。
私独りの場合はまず、昼食ナシで時間を惜しんで歩き回りますが、そうでもしないと奥方は付いて来てくれませんからね。
ハカテラシロはNGながらデパ地下とランチがコースにあればそれなりに。
尚、タカシマヤが無くなっても他にも岐阜県内にそのお店がありますので、「今度また行こう」。
ホントは血尿が出るほどに歩くぐらいの気合が必要なのですがね。
みわ屋の窓際からは金華山岐阜城④と市街の様子が。
⑤は長良川対岸へ向かう橋の上からの岐阜城。
「奥の墓道」氏との「地獄の登攀」(または)が思いだされます。
この城を攻めあがるなど「どうかしている」と文句を言いながらただひたすら登りました。そしてあの時は山頂でぶっ倒れましたね。
岐阜には色々な思い出があります。
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お祭り大好き (木曜日, 13 6月 2024 07:00)
寿司屋に続いて菓子屋の廃店と暗いニュースに心が沈んでいきます。 茶業も生葉価格が予想外に振るわず、茶農家の耕作意欲も削がれ、牧之原市の地盤低下が憂慮されます。 農地の貸借についても、直接契約から外郭団体経由の仲介契約に一本化の模様であり、庶民には判り難い環境になっています。 そういえば、銀行も撤退や昼食休業の店舗と一層と住みにくく残念です。 明るいニュースを聞きたいです。
今井一光 (木曜日, 13 6月 2024 19:58)
ありがとうございます。
もはやお茶農家の衰退にストップはかけられないでしょうね。私は既に絶滅領域に入っている感すら思います。
体力ある生き残った者たちでなんとかやっていければ・・・というところでしょう。
明るい話・・・探していくのが大変です。
私どもよりもっと酷い地を見つけて、それよりマシであるという比較優位の短絡を生き延びているところでしょうね。