ぼちぼち継続 伐根作業

午前の法要のあとは、史跡研究会の会長さんが大いに動いて実現間近となった相良の新しい名物「田沼意次」なる清酒(720㎖)の販売方法について御門徒さんの酒店の店主に御足労いただいて会長さんと本堂にてミーティング。

そのお酒は現状3店舗の取り扱い指定が決まっていますがそのうちの2店が拙寺御門徒さんです。

各店舗での販売については問題がありませんが、テーマは史料館2階の大河ドラマ関係の展示場に併設することが決まった相良名産品の集まる場のお酒含めて運営の件。

 

アルコール類は税務所の許可申請が必要ですが、仮設常設はともかく責任者の常駐が必要か任意の店員さんで販売ができるのか・・・法的な部分と実際にどう人が動き動かせるのか・・・人件費は・・・で課題は多そう。

もし可能ならば拙寺婦人部で手を挙げちゃおうかな・・・・としても、どこからかちゃちゃが入るかもとの思いも。

一同で「お店屋さん」を廻すことなど拙寺みなさんの得意技ですからね。

 

扨、私は神奈川県の小田原生まれ。母の実家とその菩提寺があります。中二までそこに暮らし、中三から父の実家相良へ。

大学卒業後は各所転居の連続はありましたが結局小田原に舞い戻ってそちらでの生活が長くありました。

私はその母方実家とはそこに入った嫁と息子が統一教会に入信したあと、無茶苦茶ヤラれたことから縁切りして音信不通になりましたが、菩提寺墓参には時折向かっています。

またその墓参りの折にもう一か寺「おばさん」のお寺の墓地に顔をだすことがお決まりになっています。

 

先日、小田原の古くからの知り合いから連絡がありました。

母も私もずっと世話になっていたその「おばさん」の縁者からでそのお宅の稼業は町の鮮魚店です。

するとこの1~2年のうちに店を閉めます・・・とのことでした。

 

以前相良の閉店する寿司屋の板前さんがボヤいていた「市場に魚がいない」ことが原因なのかとそれを伺えば「客数が激減した」とのこと。

ひどく驚かされましたが、これも時代の流れなのでしょうね。

大型S.C.の賑わいの半面街区の商店街、小売店舗のシャッター街化、弱小資本が淘汰される時代のことです。

昔ながらの顧客も少しずつ世を去り、魚を選んで包丁を入れていただく間、世間話をしながら待つという時間の使い方が無くなっていったということでしょうか。

 

この流れは国の施策なのでしょうね。

大手資本を優遇し他の淘汰されるべき小店舗としては「サラリーマンでもヤレ」ということなのでしょう。農業もしかり。

相良の薬局、酒店の御門徒さんから耳にしたことがありますが

スーパーマーケットで酒や薬を売れるように規制を解かれるにつれてこれまでの営業継続の不安を吐露されていますからね。就業の継続ができないということは将来、未来の自己の存在に疑問符が・・・

 

画像は午後のミーティングのあと、切株堀りの続きの図。

「大」の切株に難儀していましたが、本体は何とか引き抜けました。ただし派生する根が多方にわたって、それらがビクともしません。

またのんびりつづけることにします。+αと小と特小。