境内作業は思いのほか時間を要しました。
午前は雑多な仕事に午後からは新会館用地の墓地側にある切株をボチボチ取ろうと穴掘り開始。
切株はイヌマキの生垣のもので大木ではありませんが切株の掘り起こしはそうカンタンな仕事ではありません。
どうせユンボが入るのだから業者に任せれば・・・という指摘もありましたが、これは私の宿題とこの4本の切株の撤去のタイミングを計っていたのでした。工数が減れば請求書の項目がなくなって減額にも繋がるでしょう。
大・中・小・特小の切株のうち、まず中サイズからやっつけましたが大は根の張り具合が複雑で難儀しました。
仕事先の、あるいは他人様のチェーンソーであれば根切りはその登場で何とかなるなどの発想が起こるところですが、Myチェーンソーの刃は先般新品に交換したばかり。
よって手切りで対応しましたが、今のところ本体も根の先端もビクともしていません。
上空の様子が怪しくなったので夕刻前に撤収しました。
来週またぼちぼちとやっていこうかと。
チェーンソーは土・砂のついた木を伐れば一発で伐れ味が落ちること必定。石を切るのと同じ・・・です。
そして切れ味の落ちた刃を使用していればチェーンソー本体の劣化を早めますからね。
まぁこれが私が他人様にチェーンソーを貸さない理由になります。チェーンソー仕事なら「私がヤル」に行きつくのでした。
根切り作業を日常的にされている方などは根切り専門のチェーンソーを一台用意しているくらいです。
根切りは刃に焼きが入りやすく本体に負荷がかかりすぎるのとキャブレターへの砂の吸い込みもあってエンジン不調に陥りますので大抵は電動のチェーンソーを用意していることが多いですね。
扨、以前拙ブログにて善峯寺のいろいろを記しましたが、その中で「桂昌院とけいしょう殿」(またはこちら)とありました。
その桂昌院(玉さん)は徳川家光の側室、五代将軍綱吉の母で各寺院復興支援のために動いた人でした。
室生寺(昨日ブログ)にも彼女への報恩感謝のために建碑された石塔がありました。
国宝の本堂-灌頂堂-の近くの五輪塔になります。
こちらは顕彰碑としての五輪塔になり遺骨、遺髪の類の埋葬はなしか。
宝永二年六月弐拾弐日没。
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