昨日は新会館建設予定地に依然としてあったコンクリート敷設とその下の旧浄化槽を撤去。これでまったくの更地となったわけでようやく工事が進んでいく気配です。
あとは新しい図面ができるのを待つのみです。
ちょっぴり頭が痛いこと。
地盤調査に関しては調査資料をそのまま移行してもらうことができましたが、以前何度も改作いただいていた図面がゼロとなったためその製作についての費用がどうなるのか・・・
また、地盤調査した業者とパイル打ち業者について、当初は同一業者とのことでしたが、新しい設計士はそれは止めた方がいいとのご指摘がありました。
意向としては当方の主張が通るわけですが、わからないこと多多あって、結局はプロの言う通りになりそう。
バカバカしいとも思える調整に頭を捻るのも・・・やはりアホらしい。
見積もりが出ず、遅延が続いて、一向に着手できないでいたままになっていた工事について、業を煮やした世話人さんの手筋で新しい設計事務所に依頼。このほど工事が動き出したのですが、これでは旧設計士のメンツは丸潰れでしょうね。
しかし3年も進捗がなかったことからこうなったワケですので、私どもにも主張するところは多分にあって、先方のすべてを承服するという寛容さは持ち合わせていません。
出来るだけトラブルは起こしたくないという気持ちで待ち続けましたが、3年経って何も動いていないというのではね。
とにかく来年初めまでにお参りの皆さん用の外トイレの完成が至上命題となっていましたので。はやくはやくの気持ちが。
扨、先日記した室生寺奥之院。最後の階段を登りきると左前方に御影堂(みえいどう)=大師堂-重要文化財-が目に入ります。
木造ですが屋根中央には石の路盤と宝珠が・・・
そして私の一番の残念はその建屋に隣接した「諸仏出現岩」と呼ばれる小山。
そのトップには石造七重塔が立っていますが、歩道状の道の底部には立入禁止の札が。
奥之院とはいえ観光客は比較的多い寺で案外とそちらまで上る人がいます。
年配者も多く、その崖の如くある山にお気軽に上がられるのは気が気ではないでしょうからね。
安全面からの規制線ということですが、私からすれば興ざめでした。
「閑散としていて管理者不在の様ならばお前は(札の意趣を無視して)登るだろ・・・」との奥方の指摘。私は無言でニヤけているだけ。
こちらは平安期とも推測される層塔で、この塔の下の穴から諸仏が湧き出てくるとの言い伝えが。
その「穴」とやらも見て見たいものでした。
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