「まるでカリフォルニアみたいな・・・」などとここのところの寒かったり暑かったり、半袖か長袖かなど着るものに配慮が必要であることをその天気に喩えて言うと、「何を調子こいたことを・・・」と奥方に呆れられましたが、要は「油断がならない」ということですね。
数日前、拙寺の庫裏の台所兼居間のエアコン(4年目)について初めて専門の業者によるクリーニング依頼をしました。
あれだけはプロに頼んだ方がイイとかねてから思っていましたし、奥方もその方向を去年から主張していました。
昨年は奥方が気合を入れて脚立の上に立ち悪戦苦闘していましたが、結局は「消化不良」のまま諦めていました。
要は気休め程度(市販のクリーナー)の清掃ではまったくキレイになっていないのでした。
よって試しに・・・ということでプロに任せることに。
すると時間は2時間弱と案外とかかったようですが、奥方はその清掃の一部始終に立ち会っていたらしく(私は外出)、そのプロの仕事に感服していました。
「素人にはムリ」そして「ドロドロまっ黒の排水」がみるみるうちに設置されたタンクに溜まっていったといいます。
あのまっ黒でおぞましい~おそらく黒カビ+ホコリ~の堆積した機械の中を通過する空気を吸うなど「あり得ない!!」とその成果を誇っていました。
作業の方にその施術についての頻度を聞いたそうですが「2年に1度」を推奨されたそう。奥方はあのまっ黒の液体を見たら1年に一度でもやりたくなったと。
まだ請求は届いていませんが2.5万円程度と聞いています。
あの機械にはこの夏フルに働いてもらいましょう。
これで気楽にエアコンのスイッチをオンにできるというものです。
扨、昨日は午前の法要後に史料館の史跡調査会の会合へ。
相良小学校グラウンドの隣が史料館(相良城本丸址)になりますが、ご存知小学校グラウンドのお隣といった場所。
そして小学校正門入口の土塁が二の丸土塁。
会合の時間の15分ほど前にブラついて拙寺の太鼓のあった櫓の位置を実地で眺めてみることにしました。
入口③を入って左側には小島蕉園先生の名が記された標柱が⑥。
先日記した拙寺本堂に吊るされた刻(とき)太鼓のあった太鼓櫓の位置について現地の様子④。
その日は少年野球(男女混成)の試合がありましたがだいたい左中間あたり松が並ぶ右手、いやセンター辺りか・・・に太鼓櫓があったかと。
小学校グラウンドの正門を入って左右の道は堀が巡った位置になります。
⑤に暗渠がありますが、これが堀の址でしょうね。
史料館ではこのほど展開する相良田沼関りのイベント用に七曜紋のデザインの検討をしていましたが、そのカタチについては「承知しているものの現物を見てみたい」という若手お二人の意見がありましたので、急遽自宅に戻って2つの瓦を持参した次第➆⑧。
長谷川氏にこの瓦の出所について投げかけると、推論だが、相良城の遺物だと七曜それぞれの〇の大きさが少々小さく、後期田沼は大き目とのこと。
画像は如何にも大き目。
後期田沼の可能性もありますが、まぁ田沼七曜紋であることに違いなし。
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