私は朝からフリー。
息子は磯子で葬儀ということで動いていました。
前日から大和市の彼の祖母の家に。お天気で何より、雨天の高速道路と比べれば断然我らの気分が違うというもの。
葬儀終了後にそのまま帰路につくかと思いきや一旦大和の義母宅に戻っから東名高速綾瀬(ETC)から浜松に向かったとのこと。
私なら磯子から16号で北上、横浜インターだな・・・と奥方に。
すると彼は法衣から普段着に着替えのために戻るのが習慣だと。着替えをしなくては気が済まないようでした。
しかし私の場合?
どちらかの公園かSAの駐車場の車の陰で・・・、というのがいつものことです。よって彼のその習性を「妙に律儀」と感じるばかり。
法衣を確りと畳んでバックに仕舞うところもそう。
私は後ろの席に放り込むだけですから。
奥方の性格もそのようなものですから、どこからその几帳面の風が伝わったのか不明中の不明です。
扨、昨日の金堂のお内陣を。
平安当初とは微妙にその並びには変更があるようですが現状三尊形式。中央の本尊は榧の一木釈迦如来。
向かって右が薬師如来、左が文殊菩薩です。
脇の両仏像(重文指定)の「身長」が違うところからやはり何らかの変更があったことがうかがわれます。
三尊を囲むように薬師如来の従者といわれる十二神将のうちの子神・丑神・午神・申神・戌神・亥神の六体(重文)が。
本尊の後ろにはさらに二つの国宝があります。
国宝の釈迦如来の光背単体⑨とさらにその背後の壁面に嵌め込まれた帝釈天曼荼羅の板絵⑩がそれ。
仏像はともかくとしてその舟形光背までも国宝指定というのにはこの寺の強烈な古さと半端ない偉大さ、奥深さ感じます。
⑦⑧は鰐口の図。
本来寺社御堂の正面上部に吊るされる金物で、ひも状の打ち物で音をだし祈願するというのがそのお参りの流れ。それが今は堂内にあるというところ。
これが昨日記した屋根の改修の名残です。
最後の画像の通り、スマホ撮影OKというのは面白い企画です。
「撮影禁止」をうたうお寺が数あるなかとても斬新です。
特別拝観の限定的企画ではありますが、観光で来られた皆さんには何とも楽しいサプライズ。
ただし「一眼レフはダメ」とのことでした。
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