午前・午後と法事がありました。
両方ともポツポツ程度の時間はありましたが何とかセーフ。心配無用でした。おかげさまです。
昨日、午後に来られた世話人さんから。
御当人も脊柱管狭窄症について指摘を受けているそうですが知り合いの方がこのほど手術に踏み切ったとのこと。
これ以上の痛みからおさらばしたいというところです。
この地域ではその手術に対して結果好評だという病院(西部)があるそうですが、そちらはあまりにも人気があってスグには手術ができないとのことで別の病院(中部)にて施術。
ところが退院後、歩行困難に陥ってしまったとのこと。
手術が失敗なのか何なのか原因はわかりませんが、そのような状態に陥るなど本来のその方の希望(痛みの解消)とは真逆。
却って悪化させてしまうのですからね。歩けないなんて・・・
他者で施術後全快して軽やかに歩ける人がいるなか、それも個体差ということで片付けられるものか、と考えさせられます。
医者は失敗とは言わないでしょうし。
失敗したとしても手術前に誓約書に署名していますからね。
余程のミス以外責任追及はムリ。
そんな話を聞くと、私は頸椎の不具合と手術についてかねてから「どうしようか」ともじもじしながらここまで過ごしていますので、やはりそんな出会いは御免です。やはりやらないのが正解か・・・の思い。
我慢が効くならこのままでいた方がいいですね。
しかしながら歩行ができなくなったとして、その時にはその時の人生があるとでも開き直る私がいるでしょうが。
庫裏通路・トイレ・風呂そして本堂内の改築をしなければならないのは困ります。小さな庵でも作ってもらおうかな。
まぁ完全に引退して息子にまかせればいい。
「草庵」「隠遁」などその言葉は案外かっこいい。
しかし外に出られないと・・・痴呆が進みます。それは困りもの。
扨、長谷寺への奥方を連れての行脚はおかげさまで無事に終了したのでしたが、一般客の動向を傍観していると、まず大抵はあの階段を登り切り、巨大十一面観音を拝観、満足してしまうのかそこから反転して元来た階段を降りていく姿が多いような。
あの階段に恐怖を感じる年配者は多いでしょう。
その手のインパクトある行脚がこれからも続く事は誰でも連想するところですからね。
よって一足伸ばして歩くとしてもせいぜい昨日記した五重塔くらいまででしょうか。
「突き当り」を思わせる本坊まで向かう方は相当少ないでしょうね。
ところがその本坊の位置は既にこの山を降りつつある場所にあり、そのまま入門、階段コースに戻らずにそのまま下山できる位置にあります。
仁王門のスグ脇に出られますので、トップから同じ道を戻るのではなくそのまま降りる一周コースがお薦めになります。
画像は以前の2月頃の図と桜の終わりの図がごちゃ混ぜになっています。
以前と変わったのは閼伽井(またはこちら)に覆いの建屋ができていたこと。
奈良市内の名所と違って比較的人少なし。穴場でしょうね。
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