昨日記した大学1年生になった彼の祖父よりその場で「注意事項を」と促されたため、いくつか私なりの思うところを偉そうに語ってしまいました。
まず新大学生には誘惑がつきもの。
学内ではクラブ等の勧誘が多数ありますが、一番ヤバいのが「〇〇教会」等でお馴染みの宗教系セミナー。
まずは彼らはその手の態様は一切見せずにハードル下げ下げのお気楽クラブ的なものに化けての勧誘。
ちょっぴり難しそうな問題の提起などしながら和気あいあいと語ろう、学ぼうというものです。
ゆくゆくドツボにハマりたくなかったらその手の連中の存在があること、真面目な人が特に釣り上げられる可能性あるからご注意をと。
またアルバイトの件。
バイトは一言で社会人の予備段階として「理不尽」を学ぶ場。
先日「『ほめるな危険』心学者が指摘 子どもを打たれ弱くさせる親の特徴」という記事がありました。
「子供を褒めて育てる」が最良であると世の親たちはこぞって子供たちをホイホイ育ててきたわけですがそうなると子供たちは万年ポジティブ慣れし、ネガティブ状態の体験が少なくなり、成長して親から離れイキナリネガティブ状況というものには心身ともに疲弊すること必至。
よって、責任が軽微で少しづつ社会慣れすることができることからそのバイトの重要性を説きました。
ただし「カンタンに儲けられる」という言葉は100%嘘八百。その言葉には気を付けるよう・・・と。
儲かる・・・ない、ない・・・そんな仕事。
「そんなに儲かるならテメエでヤレ!!」ですね。
それは貴方をカモにしようとする言葉。
社会に出るということはそれなりのリスクがあります。
「自己責任」なる嫌な言葉が控えていること、承知しておいて欲しいです。
扨、昨日は山添村から宇陀に入ってスグの地にあった阿弥陀さんの摩崖仏について記しましたが、その山添村には村指定文化財に指定されているという「山辺の御井」 (やまのべのみゐ) なる井戸があります。
「御井」というくらいですからタダの井戸とは違います。
万葉集に歌われた井戸と。
しかしその歌の「山辺の御井」については諸説あって特定はされていないようですが、この案内板の記述を読めばなるほどと思うところ。
毛原は「古(いにし)え京原と称し、帝都たりし当時の飲料水(天子の御井)ともいう」・・・面白い推察です。
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