弱い雨が間断なくだらだらと続く一日でした。
ただし「寒さ」というものを感じないだけかなりマシ。
なんとか冬場をやり過ごすことができた感。
人間にとって(特に私・・・)身体的に疑わしい季節とは年明けから今時分と思っていますので・・・
昨日は午後3時前に掛川廣樂寺住職の突然の訃報が飛び込み、急ぎ掛川に向かいました。
前年末に体調を崩し、通院していたそうでその後元気にすごしていて、周囲を安心させていたようですが、先週末に急変して救急搬送されたとのこと。
16時すぎに既に棺に安置された住職にご挨拶し失礼させていただきました。
住職の年齢は所謂世にいう「平均~」には相当年数届かず、まったく人の命ほど儚いものはなし。
昨日、ご老体の国会議員(二階氏)が次回不出馬を表した際に記者の質問にキレて「バカ野郎」の罵声とともに「歳をとるのはお前らも同じ」の様なこと仰ったそうですがそれは一応私も同感です。
付け加えさせていただければその御仁はそこまで命があったこと、将に幸運な方です。歳をとれば・・・ではなく命が続いたこと・・・そこに感謝すべき。
大抵の人にはそんな確約はありませんからね。
何時までも命が続くと思っている者が・・・バカ野郎なのかと。
そしてツキなど何時かは落ちる。
扨、相良片浜に唯一の拙寺ご門徒さん・・・いや既に数年前、道場の地に引っ越していましたが・・・職業は漁師です。
所属は片浜、あの滝堺城の下、坂井漁港です。
先日、お会いした際、普段の漁以外に特に注力中のものがあって、その実現への期待が含まりつつあるとのこと。
それが「サガラメの復活」です。
相良在住の方で特に年配の方なら誰でも知っているその名前。
私はその味についてはあいにくと覚えていませんが、首都圏から私がこちらに戻った頃にはそれは消滅していたよう。
「磯焼け」によるものといいますが、人為的な構造物や大井川、天竜川の堆積物による微妙な海流変化が影響しているのでしょう。
その方は現在その藻場、サガラメのお花畑の復活をグループでチャレンジしているとのこと。詳細は静岡県水産・海洋技術研究所のレポートがありますのでそちらを。
また、NHK静岡の特集も。
その成功は相良にとってこの上ない朗報。来年の大河もそうですが、この相良にもツキが廻って来たか・・・楽しみにしています。
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