朝起きると曇天ながら思わぬ暖かさで一安心。
その前日の夕刻から「もしかして・・・」とちょっとした体調の変化があり、念のため葛根湯を飲んで就寝したのでしたが、事なきを得ました。有り難き仕合わせ。
午前の法要が終わってしばらく、奥方の運転手を兼ねて浜岡方面に出向きました。
通常、日曜日に動く事はありませんが本堂のセンサーライトが壊れたため早急にそれを新規購入する必要もあって仲良くお買い物に。
私の目的の品々を購入後近くの大型食料品店で奥方と合流。
お菓子売り場が私のチェックポイントですが、そちらをふらつくと初老の作業ジャンパーを着た男性が品物を買い物かごではなくビニール袋に入れている様を目にしました。
するとその方と目が合ってバツの悪そうな顔をされてしまいました。
いわゆる「万引き」実行中というところ。
そのオジサンは通路を行ったり来たりし什器の陰から私はその方の視線を感じていました。
ああ、私を私服警備員と勘違いしている・・・などと思いましたが、奥方にいわせればその人がじろじろこっち見てるのは、お前さんを万引き犯とみてるんじゃ・・・?
逆にその人が私服警備員であるとの推測。
すると私が買い物用カーゴを押す奥方と話している様子を確認(その人の不審な行動を話していたのですが)、ただの一般買い物客と断定したか、それからまたあっちこっちで品物を手に取りだしました。
奥方も確かに「犯行を目撃」したといいます。
さっきまで左手に持っていたジュース(100円程度か)や菓子を詰めていた袋が消えてジャンパーのポケットが膨らんでいました。
丁度私どもと同時にレジを通っていましたが会計していたのはミネラルウォーター1本でした。
まぁ私どもに対して限りない怪しさを醸し出していた人でしたが私どもにそれを指摘したり咎める資格はなし。その権利も義務もありゃしません。
そもそも確証がありませんし、それを店の人に通報する必要もなし。何より、店にとっては一大事ではありますが、その方の精神と生活そのものの貧苦をも推測してしまいます。
永田町の政治屋どもほどではありませんがここでもそのおじさんに「気の毒」を感じてしまいました。
前者は中央で数千万の裏金でお咎めなし、方やド田舎のスーパーマーケットで500円程度の盗みはたらき・・・。子供でももっとうまくやりそう・・・。
唖然とするもただただ沈黙するだけでした。
そして私は前者が地獄に堕ちようが知った事ではありませんが、そのおじさんには仕合わせに生き抜いて欲しいと思うのでした。
扨、昨日記した洞樹院の墓石たち。
その東側の山が大沼城ということ先日記しましたが、洞樹院墓地の西側にも山が広がります。
地形を今一度顧みれば、谷部の洞樹院を中心にして東の山系に大沼城、西側の山系もやはり城郭をイメージさせられます。
要は一城別郭のような感じ。
高天神城の深い谷部と尾根上に分けられた別郭というよりも谷部両翼に開いた山系を郭にしたようなカタチ。
山が左右に開きすぎている点は防御力はイマイチですが。
①②は洞樹院山門前に立つ掲示板と観音堂。
山道には各有志が築いた石仏・石塔が各所に見受けられます。
宝篋印塔残欠がこちらから出ているのか、するとやはりこの山に墓域が存在したということか。
コメントをお書きください