昨日早朝にかけての土砂降り。
不安は残りましたが夜が明ければ雨はスカッとあがって絶妙のお葬儀日和。
先般私どもの手で病院からお連れし、本堂にてしばしの間おすごしいただいたお婆さんのお弔いの日でした。
本堂でのお葬儀はそれなりに私どものやることが増えますが(施主も勿論のこと)拙寺ならではの木仏本尊阿弥陀さんやそれを演出する荘厳は格別です。
葬儀屋さんではありませんので行き届かない点多々あったでしょうが・・・まぁそれを所望されるのであればハナから私にその話は来なかったでしょう。
火葬場から帰って~昨日は当地で言う「先葬」(火葬場に向かう前にご遺体の前で葬儀を執り行います。当地では出棺、火葬後にご遺骨の前で葬儀というのが大抵の流れです)~いつものBS放送のチャンネルでは古い、古~い西部劇が始まったところでした。
何せ1956年のものですからね。
父親が購入したばかりの白黒テレビでアメリカ製テレビドラマから西部劇、戦争映画を観だしたのが1962年あたりでそれから私にもその手の映像趣味が伝染していることは確かです。
その傾向があるので父の孫(私の息子)も同様のこと。
先日は「ヘイトフルエイト」は「3回観た」と豪語していました。凶暴でクレイジーな映画など、奥方などはそれこそ「憎むべき」と見向きもしませんが私も彼がタランティーノ(映画監督)が好みというのには閉口します。面白いですがね。
1956年のその映画のタイトルは「誇り高き男」。
父親が好きだったロバート・ライアンの出演です。
役者もその映画タイトル、流れる♫まで知っていましたがおそらくそれを洋画劇場等のテレビ放映で私が観たのがその10年後くらいでしょう。
それでも半世紀以上のブランクがあって新鮮さ100%(お話についてはまったく覚えていません)でした。
ハチャメチャ映像と荒唐無稽なストーリーと違って昔ながらのオーソドックスな勧善懲悪系、最後はめでたしめでたし・・・で終わるタイプですね。
タイトルの通り主役は町の法と秩序のために誠実に働く保安官。その誠実の高さを「誇り」と。
台詞にもありましたが、「カネで心を売る」だとか一瞬の迷いのようなものが一生後悔して生きなくてはならない・・・の如くありました。
今の政治屋に観ていただきたい映画です。
彼らは表向きは高尚な事を言ってウラでは「裏金と根回し」。
あたかもタイトルは「欲深き男たち」。西洋風に言えば票とカネのために心を悪魔に売ったとでも形容しましょうか。
昔の西部劇ではワルは正義の銃弾で倒れるというのが常でした。今も身の滅ぼし方いろいろですが、つまるところ古今東西そういう輩は露と消えること必定。
そうあってほしい希望もありますが。
やはり正義が勝たなくちゃ・・・めでたし・・・・で行きたいものですね。
扨、大沼城に向かうにはどうしてもこちら洞樹院の門前を通ることになりますがこのお寺にも当然に立ち寄りたくなる雰囲気があります。
度々拙ブログに登場しているお気に入りの名「郡界川」の起点近く。
そして門前左に立つ「大沼城主菩提寺」の石柱は勿論、右側奥に立つ茅葺の鐘楼も実に味があって吸引されてしまいます。
最後の画像が門前から大沼街区方向を振り返ったところ。
以前私がうろついていた頃「熊が出た」とのニュースがありましたがその後、は熊情報は聞こえてきません。
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