本堂前水盤の北側が初結氷。
大した厚さはありませんし南側のそれは変化ナシ。
この北側は北西の風が本堂伝いに吹き込むことからその差となるのかと。
午前中は年初本堂掲示用の回忌表作りで頭の中くしゃくしゃ。
頭痛薬を飲みながら50回忌まで何とか進みました。
その辺りまでは過去の回忌表を注意深くスライドさせていけばいいのですがそれ以降のものは過去帳から拾い出さなくてはなりません。ただし今回は一周忌と三回忌に追記が数名ありましたので表の修正はありました。
追記ということは新規入檀の御家で既に逝去されている方のお名前を入れたということです。
私は100、150、200、300、400とこれまで毎年製作していますが、奥方はそれを無意味であると嘲笑します。
そろそろヤメてもいいかとは思いますが・・・何故かというと江戸期ともなると苗字なし、名前だけというものだらけ。
ハッキリ「どちら様」と特定できないからです。
しかし、この厳然たる事実の記載を無視してもいいのか・・・という疑問が残ります。
過去に亡くなった方たちの名をこのようなカタチで遺すことができるのはお寺くらいのものですからね。
毎年、このリスト作製時、特に若くして亡くなった方たちの名を見回してその縁者の無念を想うのとしんみりさせられるものです。そして「お前も死ぬ・・・」を感じるワケで。
こうやって亡くなった人たちを振り返る作業をしていると殊に生より死の方が圧倒的に多いような。
春の法要での誕生祝いの数は数珠の不申請もあるでしょうから少なく感じるのは致し方ないにしろ街中を見回しても年配者ばかり。若い連中といえば「こんなところにいられるか~」とばかりに首都圏に飛び出してしまう倣いがあるようですからね。
昨日の日経の記事によれば「2050年までの地域別の将来推計人口(厚労省 人口問題研究所)は2020年から25年にかけて46道府県で人口が減、東京も40年からは減少に転じる。
50年には11県で20年比で3割以上減る。」とのこと。
「最も人口が減少するのが秋田・青森・岩手県で50年に4割程度、高知県も3割強の減少」と。
勿論高齢化も。「50年には25道県で65歳以上の人口割合が4割超え。他も東京を除いて3割強。秋田での高齢者の割合が49.9%に達し、人口の半分が65歳以上。
市区町村全体の95.5%で人口が減るということですが、過去帳を記す人もいなくなる。私がいなくなった頃「そして誰も居なくなった」。
これはミステリーでも何でもない。
政治屋が自分たちのため、利権独占、継承と世襲にのみ目的を抱きあるべき真っ当な政に苦心してこなかったから。
その手の無策の者どもを選んだ私どもの自業自得といえばそうなのでしょうね。やはり「勝手にしやがれ」と締める諦める。
扨、先日は安城市歴史博物館前の旗差を記しましたがその博物館で現在開催されている企画展の案内を二村氏より戴きました。
「家康と三河の城」です。
来年の1月14日まで・・・う~ん・・・。
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