境内作業にはあまりにも嬉しい暖かさをいただきました。
重量物の運搬時など思わず半袖になるほど。そのまま外を歩いた際は多少奇異な目でみられていたのかも。
各地でクマ出没のニュースが頻発していますがこの暖かさではクマは冬眠などしないかも。
恐ろしくて山の一人歩きなどできやしません。
冬眠アケといわれる春先ではクマ被害の件、あまり聞きませんからあ奴らはこの時節「冬眠前の腹ごしらえ」のために活動地域を広げて人間の生活圏まで出没するのでしょうね。
となるとやはり山城歩きは1~2月限定ということで合点。
ただし啓蟄をすぎるとマダニには注意です。
先日は本堂北側のジャングル状態を「切り開いた」事を記しましたが、今年の猛暑のせいというか、そこをこれまで放置していて良かった・・・と安堵したのが目の高さにスズメバチの巣があったこと。
その住人は退去したあとでしたがその高さというのは驚きです。
葉をかきわけイキナリ顔の前に出現しのでしたがそれではまったく退避の機会がありません。
これまで本堂の天井の軒だとか小屋裏に作ることは承知していましたが彼らにとって今年の夏はより気楽に、人の近くに下りて来たということでしょうか。
また夏場に、外の道を歩いていた小学生の母親といわれる方が「ハチが出てきて怖い」(から何とかしてほしい・・・)と庫裏に訪ねて来たそう。
奥方からそれを聞いて「ふ~ん」と言ったままそれでおしまい。完全に忘れていました。
しかしハチの対応を行う気などさらさらありませんが・・・。
大体、外で見かけたハチがどちらを本拠にしているかなどわかりませんし、その本拠地を探索して「駆除しろ」とでも言いたかったのでしょうかね。
これまで、樹上のカラスの巣は何度か撤去した事がありますが、ハチに対して恐怖心だとか緊急性など感じたこともありません。ですから私はハチの巣の撤去など余程の事情がない限り行うつもりはありません。
ふっと思ったのはその母親の子がハチに刺された時、「お前が悪い」のクレームを投げかけられて、損害賠償等民事事案に発展するものか・・・など。
ハチが怖いと感じるのかは人によって違うと思いますが、私はやはり極論ですが「刺されるヤツが悪い」と思いますがね。
彼らにちょっかいを出したり怖さのあまり、手で払ったりした際に彼らは興奮、攻撃態勢となって向かってきますからね。
しかし、今回のジャングルの中を分け入ってのスズメバチの集団への遭遇はハッキリ言ってどうにもなりません。彼らを集団で怒らせた時、それが一番おそろしい。こちらにその気がなくても。地中の巣を誤って踏みつけた際もそうです。
やはり夏場の境内作業、特に樹木系のいろいろは避けた方がイイと思った次第。
扨、勝楽寺は設楽家の菩提寺。
墓域には完全に近い来迎松城の如くのカタチを保ったものは見受けられませんでしたが宝篋印塔の残欠が見受けられました。
また卵塔の居並ぶ様子は寺の歴史の古さを者語っています。
下図は件のスズメバチ巣。
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