私の腰の具合は最悪期を脱しておかげさまでかなりの改善を見ています。
一時はこのまま寝込む・・・?という不安がよぎったくらいの未だかつてない痛みだったのですからこの回復は奇跡のようにも思えます。
これは痛みが消えたのではなく、その痛みに慣れたということなのかも知れません。
痛みと付き合っていくといった感覚もよく言われますが、人一倍無感性の私はきっとその痛みについて「忘れた」のかも知れません。
人の生き方の方向性として痛みについて忘れることは案外悪くない。
以前視たハリウッド映画の台詞で「痛みは無視する」という語が思いだされますが、それにとらわれていたら、次のステップを放棄しなくてはならないでしょうからね。
というワケで数日前あたりから数時間程度ですが外仕事を再開。
このところ腰痛を理由にすべてのことを放棄していた結果、どちらも草ぼうぼう。それらの草刈りや剪定などに着手した次第です。
境内の重量物の移動などはまだ力が入らないというか、腰を使った際、ヤバそうな電気のような走りを感じますのでそこはまだ遠慮させていただいています。
石垣積みの予定もあるにはありますし、鐘楼背後の楠の調子が悪く、枝枯れが激しいため、その伐採作業も必須です。
これからやるべきこと多々。
昨晩、電話が。「バス遠足に行けなくなっちゃった・・・」「ごめんなさい」の連絡でした。
毎度毎度そのツアーをツアーを仕切っていただき当人も相当楽しみにしてくれていました。これまで残念無念の中止順延を6回も乗り越えた方です。
その理由は奥さんが脳梗塞で倒れ入院したのことでした。
心筋梗塞のあとのそれだったとのことで心臓のケアに重点を置いていたところの今回の病にはかなりのショックを受けていました。
心筋梗塞~脳梗塞の件の関連性について以前から「ある」ということを言われていますが・・・しかし血管系のケアの念入りなどどうしても不可能。どうにもならないことですからね。
不参加に関しては残念でしたが、奥様を大事に療養を主眼にして過ごしていただき次々回のツアーの参加を待ちたいものです。
扨、先日の等持院の庭の追記。
等持院とは足利尊氏の戒名「等持院殿仁山妙義大居士長寿寺殿」の通り足利家菩提寺になります。
墓地のフェンスに掲げられた二つ引きが光っています④。
梵鐘には萬年山等持院の銘が③。
庭園「芙蓉池」周囲は散策できるようになっています。
コメントをお書きください