物凄い湿気。不快指数振り切り状態の堂内でした。
特にお内陣は風が通らず、お勤めの後半は気が遠くなってきました。
それでも雨に比べれば上等です。昨日は早朝を除いて一日中一粒もありませんでしたがありがたい。
それはそれでまた悩む。
サラッとでも降ってくれれば植木に水やりをしないで済みますからね。まぁ「勝手なことを」と天に嗤われるところですが人間なんてそもそもそんなものです。
その程度の身勝手な思い、笑いながら恕してくださいな。
一昨日は水やりをすれば朝方までに降雨があって無意味な時間となったと、悔しさが漂いましたが、天気の事はまったく思い通りにいきません。
今節は秋田県に前線が居座って酷い大雨になっていました。
どちらも大変なところばかりですから不平不満など言えるはずもないのですが。結局は自分の事の優先順位高し。
先日は旧大東町土方の吉岡彌生記念館に顔を出して来たのですが久々にそちらに赴いて感じたことは「寂しさ」です。
記念館に隣接する東京女子医大掛川キャンパスがまさに解体中でした。
その件は昨年には耳にしていましたが何とも虚しい。
解体後は市に用地を返還しておしまいとはいいますが、掛川市、いや地元土方の皆さんとしてはショッキングな出来事ですね。
遡って考えれば大学誘致もムリがあったということかも知れません。
あの交通の便が悪い場所に「どうやって通学するんだ」というのが私ども素人の考えでしたから。
少子化とコロナ禍による疲弊、つまるところ経営(教育現場)の統合に行き着いたといったところでしょうが、地方から首都圏への動き、その回帰はやはり勝手ながら気に入らない流れです。
扨、三河でも私の好みの幸田へは東名音羽蒲郡で降りて国道一号線を長沢松平の地を通過、法蔵寺のある本宿を過ぎて名電中山(山中小学校北)を左折します。
そして右手に山中城(こちら)山のカタチを横目にちょっとした山道を辿るというのがいつもの感じ。
について記していましたがその「大草」の一番東側、幸田の平地が開けて見渡せるようになってスグの山の淵辺りに浄土寺というお寺があります(場所はこちら)。
小字名が「山寺」ということと「浄土」を冠にする寺号に引き寄せられてかつて立ち寄ったことがあります。
創建は平安期と古くその名「浄土」が阿弥陀浄土ではないことがしばらくして判明、本尊は瑠璃光如来でした。
なるほどかつての菱池沼の東にある山寺で「東方」の浄土を彷彿。
まずは古き石塔残欠が集められた所に。
卵塔が居並ぶ場所ということで寺に関わる有徳なる人々の石塔でしょうね。
ついついそのバラバラを勝手に積み替えたくなってしまう私でした。
山寺の恐ろしいところは背後の山が崩れるところ。
ドカ雨が降れば気が気ではないでしょうね。
同じ御堂の管理者としてどちらでもお堂の崩壊を目の当たりにするのはイイ気分ではありません。
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