昨日お会いしたご門徒さんから「最近はお葬式が重なって・・・大変だった」と。
それはそうでしょう、縁者との別れが立て続けに起こるということも辛いですが、お悔みに出向く時間を設けなくてはなりませんのでスケジュールは台無し。
その御一方は私も存じ上げる方でしたが、年齢は70代後半といいます。
その年齢を知った時、昨日の年金繰り下げによる損益分岐年齢が頭をよぎりましたが、もし受給を繰り下げていたとすれば「損」となる年齢でしょうね。
もっとも奥方の叔父叔母など定年退職(即受給開始)後60代で亡くなっていますので殆ど人情論としては「丸損」のイメージ。
天気のことばかり気にする毎日ですが命のこともまったくわからないことですからね。
私の「その時」の年齢を予想するには拙寺累代住職の没年齢を見て行けばだいたい推測できそうですがそれもかなりアバウトな感覚。50~100upまで色々ありますから。
しかしセコイ話で申し訳ないことです。
手前の死没年齢と微々たる年金収受の計算など・・・。
結局「どーでもイイ」となげやりになりますが、奥方は「お前が寝たきり要介護となった場合」の事を考えよと。
少しでも増額されれば「ありがたい」とのことでした。
それは切実なところです。
私も多様な「死」を見送る立場にありましたが、どれもこれも命の事は「わからない」としか言いようがありません。
私など「明日死ぬぞ」の無常の話はしていても、自分がスグにでも・・・など思いもしていませんからね。
確実なことは病院か介護施設のお世話になること。
現状望みの「ポックリ」など死なせてもらえませんからね。
よって健康長生きで行こうの精神も大切ですが「その時」用のいろいろについて対応を考えていきたいものです。
こればっかりは100%決まっていますので。
扨、西尾の今川発祥の地。
あまりにも著名な家柄ながら歴史的に埋没、発祥の地もかなり地味の感。場所はこちら。
西尾中学校の裏になりますが、地理的には源空院浅井寺の西から今の矢作川から分流する古矢作川の流域になります。
今川了俊の供養塔は勿論後付けでしょう。
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