ナツズイセンの桃色 岩津木平城 地番は「生平」 

境内はナツズイセンが賑やか。

水仙の種類ではなく彼岸花の系といいます。

地植えにすれば増えるそうですが、石灰バラ撒きの境内で彼らがそれを好むかどうかわかりません。

現状は岩に着けたものと鉢植えですが球根を採取するというのも一手。

 

昨日の新橋ガス爆発の原因は・・・上階床下のガス管が外れていたといいます。

補償問題に興味が及ぶところでしたが、それが確かだとするとハッキリした責任の所在が明らかになりそう。

 

昨日は店舗オーナーの苦しい謝罪のコメントを聞きましたが、そうなると一気に立場は逆転するのでは。

ビルの管理者とガス管の配管設備工事、あるいは他の工事によって損傷させた工事業者がその責任を問われるわけですが、発火原因となった喫煙者(ガス臭いを認識していた)の責任ウェイトはかなり低くなったわけで。

 

あらためて他人様が起こした失態によって日常の安泰が崩れ去る構図、この社会につきものですが、私自身それには遭遇したくなてものです。虫が良すぎますがそれも人情というもの。

ただし私が一番に気がかりなのはいつか「私がその崩壊の主たる原因となること」です。

それは何気ない、やはり日常の中に隠れているのですね。

 

車を動かして交通事故を惹起することもそうですが、私は特定(時に不特定)多数の皆さんが集まる寺・境内の管理責任者ですから。いつもそれが頭にあります。

 

先日記していた円福寺の門前を「奥の墓道」氏と歩いた際、木が落下している様を目にしました③。

その前日は高天神城の本丸近くで大木そのものが倒れて肝を冷やしていたばかりでしたので、「何時も油断はできない」と合点していたばかりでした。

特に樹木は案外にリスキーなものです。その樹木の頭上を見上げると「まだまだ落ちますぜ」と言わんばかりに朽ちた大枝がブラ下がっていました④。

境内で発生した物損は勿論、人的損害にはまず管理者である住職の責を問われますから、日々注意は必要です。

本当に樹木の枝枯れは頭が痛い。

 

扨、その寺の門の前の道路の向こうの地番は「岩津町生平」。

かつてそちらにはその「生平」ならぬ木平城があったといわれています。「木」→「生」に変更した意味を知りたいものですが、案外大した理由はナイのかも。

この地区、半径200mほどの中にやたらと「城」といわれる屋敷址といわれる地がたくさんあって、それでいて今は殆どその面影ナシというのが共通点。

 

簡易な土塁、掻揚段上の盛土の如く地盤に屋敷を建てたという感じ。すべて信光の本城岩津城を囲む「城」でした。

⑨⑩天神橋東信号交差点。