岡崎隨念寺の参道の圧巻 家康差配の威厳

先般は法要に参加された書生さん(大学生2年生)が「教師の道に」とのことで、私はそれを聞いて即、勝手な意見をつらつらと。

「教師なんてやめた方がイイよ~」の軽口です。

「大変だよ~」と各ネガティブ要因を並べたてたのでしたが、勿論「最後は決めるのは自分だが~」ではありましたが。

 

実際に世は教師不足の声が。

子供が少ないのだから「OKじゃね?」とは思うもののそれでも相変わらず教師たちはハードな拘束と薄給で鞭打たれているよう。

先日お会いした教師(小学校)の方に「モンスターペアレントはどうよ」とお聞きしたところ、それが社会で騒がれたことから「子想いの狂気」は鎮静化しているようでその例は少なくなっているそうですが、地域がら南米系の子供の粗暴とその親たちの行き過ぎた振る舞いに閉口させられることが多くなった・・・とのこと。

ポルトガル語でまくしたてられるのは相互文化の違いと理解力の乖離もあってこれまた頭が痛いこと。

想像するだけで・・・私には無理な仕事。

子供たちの命を預かるという重大責務と任務の遂行のために自らの時間をどれだけ犠牲にしなくてはならないのか。

国のエラい方たちに任せた方がイイ。

 

扨、拙寺の本山との中間にあって寺務取次をお願いする寺は江戸期でいえば本證寺。「お願い」というか「本證寺末」の意味合いの方が強かったと思いますが、現在で言えば三河から伊豆まで三河別院お隣にある岡崎教務所の括りになることは幾度か記しています。

その三河別院にも教務所にも適宜お邪魔させていただいていますが、時間があれば周辺をほっつき歩きます。

 

その地に初めて足を踏み入れた頃その別院前の道を西方に歩いた際、唖然とさせられるような威容を感じたのが隨念寺(岡崎市門前町91-1)。

強烈なインパクトの寺は家康創建。

徳川家の庇護も継続してあったことでしょう、なるほどの圧巻です。

 

特に鐘楼門に辿る階段は絶妙。そこを上がるに恐れ多い。