数日前から降雪予報がでています。
それも東海から関東が含まれて半端無さそうな雰囲気。
そういう時は自宅でじっとして動かないというのが一番。
粗忽無配慮の行動は往々にして後悔を招きますからね。
私は一時期、海を相手にするお遊びや仕事をしていたため、とにかくまずは天気概況・・・という習慣が身についています。
今はスマホでその情報を得ることはごく簡単になっています。
それは行動の可否判断の材料とするのですが、人という者はしばしば「私は大丈夫」という楽観に浸っていることが多く、ことに何かしら外せない予定などが入っていると「エイ、ヤァ」という具合に突破強行しようとしますね。
仕事もそうですが。
そういう楽観から不慮の状況に至る件、最悪亡くなるなどの例を数多見てきました。
その大雪の警報級とやらについても私も若い頃には幾度も苦痛を味わっていますが、その日は息子が何かしらの手続きのために相良にやってくるとのことでした。
「お前はバカか?」が私の最初の反応。
「国の政はウソばっかりだが気象庁の発することだけはしっかり聞け」でした。
「予定が台無し」「大丈夫」とボヤいていましたが、とんだ甘ちゃんで閉口させられます。
「中止にする勇気も必要、何かわからぬ力が働いて『来るな』を示唆していることがわからない浅薄者め!!・・・と罵りました。
何かわからぬ力・・・阿弥陀さんに決まっています。自嘲せよ!!
数度のメール対応の中、ようやく相良行脚を諦めてくれました。
若いと聞き分けが悪くて難儀しますね。
私も忠告の類は笑って誤魔化していましたが。
扨、鵜殿長照の墓を昨日記しましたがそのエリアは「門前」でした。
かつての鵜殿の繁栄、上ノ郷城近くの地名ですが、その門前とは鵜殿氏の菩提寺(元の名は長応寺とも)七堂伽藍と堂宇たちが、立ち並んでいて上ノ郷城の焼失と同時に灰燼に帰したという地。今は住宅地となってその面影はまったくなし。
現在お寺の名前は改められて久古山正行院(場所はこちら)。
境内にはまた鵜殿氏の墓碑が整備されています。
公民館の案内には「鵜殿落城男女諸精霊之墓」とあって「婦女子に至るまで同じ枕に討死す」との記述ありと。
背後に廻りましたが読み切れませんでした。
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