お天気の具合こそ自然(じねん)のこと「おまかせ」するほかはありませんが、昨日の晴れは本当に本当に有難かったです。
私だけでなく縁者・参拝者とも異口同音。
先般触れました通り、昨年大晦日の晩に逝去された方の葬儀が執り行われました。
施設にてコロナに感染したあと回復したものの肺炎をこじらせて衰弱してしまったとのこと。
やはり最期は食事が喉を通らなくなって点滴も「入らなかった」といいます。
コロナ感染から時間を経ていると、因果関係としては「コロナにさえかからなければ・・・」という思いが家族縁者にはあるものの、ただの肺炎というある意味別の疾患がその死因とされてしまうのでしょうね。
昨日も静岡県は新規陽性者9475名との新記録を打ち立てていましたが体力的にウィルスに対抗できない年齢となるとその原因が肺炎という病に置き換わってしまうのでした。
絶対的生命維持の元、「呼吸維持装置」である肺がヤラれてしまうのですが、私が知らないうち無意識のうちにその呼吸が「できる」という「おかげさま」、ここでも感じます。
仏前に添えられたあんパンからその人柄が浮かばれるというもの。やはり息子さんもそうだといいますが甘いものが大好きだったとのこと。
私の母もその趣向によって糖尿病になったほど。私もそれを受け継いでいますのでそのあんパンには親しみを感じました。
友引と年始休日が重なってその日まで繰り延べとなっていた葬儀でしたが週間天気予報では直前までその日だけ雨か雪、高速道路の凍結なども予想させる悪天になっていました。
ところが当日になってみると青空が広がって富士山くっきり。デカイことデカイこと。
それもそのはず会場は富士でした。
開式まで余裕があったため(遠隔地は相当余裕をもって会場近くにのり込みます)私は東名富士SAのスマートETCで降りてから富士川を渡って一旦北上しました。
私が寄り道してその富士を見やるに寄った場所は「星の郷高齢者生活福祉センター」。富士宮市星山という地になります。
近くには高原荘なる特養施設がありますが元はこの地はその「高原」だったのではないでしょうか・・・
一般にありがちなそれとは異にしてもともとあった城郭の名称が「高原」。
その高原城があった場所こそがその「星の郷高齢者生活福祉セ
ンター」ということになります。
「星の郷」とは如何にもキラキラ風名称ですね。
私はその富士の図を撮影できればと思って立ち寄りましたがその丘は施設の建築によって元の様子は跡形もなし。
ただかつてのそれを想像するだけですね。
富士川左岸の河岸段丘、富士山麓側の平坦部に対面する緩やかな斜面のトップにある城郭跡と見ます。
その反対側(西側)はかなり急な崖になっています。
裏側には学校施設があってそちらからも遺構の存在を確認することはできません。
掲示板も無くただ想像するのみですが、しっかりとあの「城郭大系 その他の城郭」にさらりと記されています。
富士宮市には1つだけ。
当時の地名は富士宮市上高原になっています。
96高原城
「城主鷲巣駿河守の名が伝わるが、不詳。烽火台か」と。
画像①②は施設北東側からの富士。
上記の如くそちらを主郭とすれば③④は搦手側でしょうか。
土塁の様でただの造成地。
城郭ブームにあってこれだけの富士の眺望は観光資源となりうるものですが、今となってはすべて遅し。
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お祭り大好き (日曜日, 08 1月 2023 22:28)
昨日に続いて本日も静岡県下のコロナ新規感染者は9000名以上と猛威につき、年一日だけ社殿の12支彫刻を拝観できる静岡市の少彦名神社の参拝は密防止を最優先に断念。
全国有数の民俗芸能浜松市の「西浦の田楽」も予防すべく2/8(旧暦正月18日)の開催を急遽休止の速報を入手しました。 奥三河や南信州でも伝承者が感染の情報を耳にしています。 牧之原市の2月の「一幡神社の御榊神事」・「蛭ケ谷の田遊び」は?。
静岡市歴史博物館が1/13金にグランドオープンで1月~2月に静岡市内は各種イベントが目白押しですがコロナが心配です・・・・・。
今井一光 (日曜日, 08 1月 2023 22:36)
ありがとうございます。
中止の決断は無理もないことですね。
責任というものが伴いますので。
「行く奴が悪い」とはいいますが、開催がなければそういった民の中傷はありませんからね。
「さっさと中止」それが如何に安心に繋がるか・・・私も6回にわたるバス旅行中止の結論をそのたびにしていますのでよ~くわかります。
「ウィズ」とやらは経済界とお国のまやかしのような気がしてならないこの頃です。
基本ウィルスとのご縁もおまかせするしか他はありませんが、できればそのおつきあいについては遠慮したいものです。