血管系の疾病は遺伝する傾向があるような。
父子、あるいは母子で同じように心筋梗塞や脳溢血で変調をきたすことをよく耳にしますからね。
基本的に血管が傷んでくるというのは老化の一つですから、自然なことなのですが、他の体の部位の健常を差し置いて、早々に主要な部位(脳・心臓)の毛細血管が詰まったり破けたりしての重篤症状はたまったものではありませんね。
食生活や環境によって違いがあるといいますから、ある程度の予防はできるはずなのですが、その生まれながらにして親から受け継いだ血管そのものの脆弱性-遺伝-には対応が難しいものです。
昨日お会いした方は母と子ともその脳梗塞の症状が発現し、たまたま近くに家族や友人がいて早い対応(即救急車の手配)ができたため間もない社会復帰を得ることができたといいます。
母は呂律がオカシイと察した家族が、息子の方はそれより以前になりますが手の震えが出て、友人が救急車を手配したとのこと。
私は幸運のたまもので、珍しきこと、その判断をした家族友人の差配を英断であると讃えました。
何をするにしろ一人でいるよりも周囲に他人ではナイ人がいるのは心強いものがあります。
独りでいてその症状が出ても「寝て起きれば治る・・・大事ナイ」などの超楽観によって手遅れになる例多々ありますからね。
いずれの皆さんも「この症状は・・・」の対処法を普段から頭に入れておくべきですね。
ちなみに私の父は風呂場で心筋梗塞を起こしています。
父はヘビースモーカーであって老化もあるかと思いますが一応私は冬の風呂場のその事案の発生について念頭に入れています。すっ裸で意識不明の躰はまた恥ずかしいものがありましょう。
特にこれから寒冷期に入りますので、その際の血圧の急上昇には注意が必要です。
画像は浜松駅からさほど遠くない場所にある鴨江寺(こちら)。
創建時代は古く、奈良時代説、平安説とありますが今は真新しく朱色ピカピカの伽藍が迎えてくれます。
江戸初期の火災に戦時中の浜松中心地に向けた爆撃と艦砲で灰燼に帰しています。
私が思わず立ち止まってしまったのは②の松の木の姿。
私は蓮如さんの視点を真似て「真っすぐに見た」ワケです。
真っすぐに見る・・・ありのままに見る・・・曲がりくねった松だ。
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