伝承あるあるの件ホントに 川から大黒 引地川入水

昨日は好天につき、朝8時に出発、神奈川県内をささっと回って18時前に帰宅しました。

まずは小田原市内の三カ寺、久しぶりの墓参りから。

昼食後奥方は駅前で買い物、私は城山森林公園ウラの大堀に土塁の散策でした。

その後再び合流して義母の住まう大和市まで。

 

小田原-厚木道路で厚木インター、東名高速を少々、綾瀬スマートICで降りて大和市内に向かいましたが、このICの開通はまさに劇的といってもいいほど。かなり時間短縮ができました。

初めて使用しましたがまったく感動もの。

横浜泉区に住まう息子もこのICを活用しているとのこと。

 

彼はたまたま昨日、横浜の火葬場勤行の帰りということでした。近隣を通過する息子を呼び寄せて10分ほど付き合ってもらいました。

 

以前義母の家に来た頃といえば、目の前の引地川沿いの桜並木の伐採と改修工事でガチャガチャやっている時。

工事完了の仕上りの様子を見ながら「案外水がキレイ」などと感心していると、義母から「川底に仏さんらしきものが沈んでいる・・・」と。

どれどれ・・・という具合に新しく出来た橋の上から見下ろせば

それらしきモノがあるにはある③・・・という感じ。

 

海から、川から「仏像・梵鐘等が上がった」の例、伝承は拙寺の「海の如来」もそうですが錦織寺の阿弥陀さんほか各地にあります。

しかしあまりにもよく聞く眉唾のような話とも感じていたことですが、まんざらデタラメではないのか・・・と思いつつ、面白がってその仏像らしきものを確認に「入水」することとしました。

 

ご近所の皆さんもこの「影」について以前から「何だろうねぇ」とはいいつつもどなたもそれに着手する人はいなかったようです。

 

息子を呼びつけたのはその手伝いをやろそうと考えたのですが彼は当然ながら法衣姿でただの橋の上の指図の人でした。

 

それを手に取ってみれば金属製(中は空洞)の大黒さんでした。

私は石仏を期待していましたが・・・

川上から流れて来たというところで一件落着。

私どもが帰路途中に義母からメール。

「キレイに洗った」とのことでご近所に披露するようです。

 

奥方は「賽銭箱を」など宣います。

大黒さんを川底から引き揚げてあげたのだから「何かイイことがあるだろ・・・」「宝くじでも買うか・・・」でした。

そういうところからこじつけ伝承、作り話が発生し、祠などができたりするのでしょうね。

 

私は一向専念阿弥陀仏。

阿弥陀さんなら相良に持ち帰っていたところですが。

そこには「差別」があります。