昨晩はNHKクロ現の「いま地球で何が起きている⁉ 水を巡る攻防戦」を視聴しました。
今年の欧州は500年振りの干ばつ水不足に見舞われたとはいいますが、私的には断片的ニュースをこれまで聞いていてやはり「他人事」の躰。
特に当静岡県といえばそれとは真逆、大雨と洪水に酷い目に遭っていますからね。パキスタンからも溢れかえる水の画像が目に焼き付いています。
これらバランスの取れた自然環境にはないということなのでしょうね。
「温暖化」の影響というところは間違いないところですが、自然の気まぐれに人為的色々が重なり今地球は無茶苦茶な状況になっていることがわかりました。
大企業の進出による水資源の大量消費、特に飲料メーカーによる水源奪取から起こされると危惧される資源の枯渇は大問題になりつつあるよう。
それに伴って農業、牧畜、淡水魚の養殖などの職種を脅かしているのですが、イラクの干ばつはより深刻で、隣接する村々では水諍いが発生し、それが殺人にまで至っているとのこと。
水源に近い方の村が堰を止め、下流に水を流さないことが発端ですが、その件あたかも日本の歴史世界に発生した事件の様。
イラクには世界的大河が二つ(ティグリス・ユーフラテス)流れていますがどちらも源流はトルコ。
トルコも干ばつに見舞われているそうで上流にダムを複数建造して対応しているよう。要は村々の諍いと同様のことが国と国の間での諍いに発展しそうな気配。
トルコはやはり「国民第一」との主張をしていました。
イラクの農民は稼業を諦めてその地を離れると。
水不足によって農業の生産も衰退していくことになるのでしょうね。
静岡周辺では富士山系の水資源を飲料メーカーが採取していますが、気候変動によってその水量が減ることもあるのでしょうかね。当然に下流の農業や生活圏への影響が出るかも。
大井川水系についてはトンネル堀りによって水量減衰と言われていますが、静岡の茶という代名詞もかつての「サッカー王国」同様に返上しなくてはならなくなりそう。
さて、本日も三方ヶ原戦の鳥居と成瀬のエピソード。
内容は多少の違いはありますが、夏目吉信同様、必ずといってどちらの書物にも記されているところです。
ところが近年の三方ヶ原を扱った歴史小説は数あれど、その辺りを扱ったものは見当たらないような・・・
湯水の行水で語られる程度。
まぁ口論の様など見苦しいですからね。しかし和解してともに死すところなどそのエピソードは案外悪くない。
しかしどちらの書き物にもいえるところですが、本多忠勝は頻出、戦闘シーンには切っても切れないヒーローです。
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