ハリウッドスターのシュワルツェネッガーが今年3月にロシアに向けて「無意味な戦争の犠牲に」なるメッセージ動画を発していました。
「さすがシュワちゃん」とその発信力に感動したものでした。そのメッセージ名で検索すればロシア語(オリジナル)に加えて日本語の字幕も並べられてあるものもありますのでよろしかったら検索してみてください。
シュワちゃんの数ある映画の中、ロシア関りだとモスクワの赤の広場でロケを慣行した「レッドブル」を思い起こします。
ロシアの麻薬組織のボスを若いシュワちゃん役の刑事が追い詰めるもので、冒頭のシーンで(うろ覚えでハッキリしませんが)その敵役の台詞「お前らはいつも俺たちチェチェン人を・・・」があったかと思います。
そのチェチェンと言えば長きにわたってモスクワに抑圧されていた歴史がありましたが、現在はまさにプーチンの忠犬、カディロフ首長が狂犬ならぬ強権でもってチェチェンを治めて、ロシア中央にても頭角を現してきました。
その狂気の殺戮の番犬はこのほどのロシア軍劣勢状況の中過激な発言を繰り返してロシア軍NO.3の大将に任命されたといいます。
あたかもヒトラーがそのベルリン壊滅前に右腕のシュタイナーを信頼し厚遇したのと似ています。
その狂気の男カディロフは戦術核の使用を進言、主張するなどまともではありません。一言で言って「人道の敵」でしょうか。
ロシア軍がこぞって白旗を掲げて投降しているといいますが、昨日もクリミア橋が破壊されたというニュースが飛び込んできました。いよいよ尻に火が付いた感、プーチンの断末魔が近いような・・・
追い詰められて手負いのプーチンは何を命ずるかわかりませんから怖いですが。
その辺りの件とカディロフ個人周辺の情況はウクライナ軍は勿論、アメリカ、イギリスの情報局もマークしていることでしょう。
そもそもチェチェンといえば「反ロシア」勢力が潜在的に存在するという土地柄、私はまったくの部外者で軽口いろいろを叩きますが、数年後のハリウッド映画に「カディロフの首」の如くタイトルの映画が製作されるのではないかとつい思ってしまいました。
「プーチンの首」はさすがにヤバいでしょうからその番犬を駆除するというのはどちらの国でも考えることで事後承諾もスンナリいきやすいところ。
特にウクライナは血眼になって彼の動向を追っているはず。
それは時間の問題かも知れませんがそれによって「無意味な戦争」が終わるのであるなら(その消去も)地球的人類の安定にとって仕方ないことなのかも知れません。
私は絶対にあるだろうその手の映画化(結果オーライの)を楽しみにするだけです。
消去されてしまう者といえば大抵は「自業自得」「身から出た錆」の類なのですから。
さて、先日ブログにてお知らせしていた通り、牧之原史料館では「続々まきのはらを築いた人々」展が開催されています。
今回の目玉は初公開の寺田洞仙人の花鳥図(軸)です。
初めてということもありますが驚きをもって拝見させていただいたわけですが、これほど程度のイイもの、そしてこのような作品が存在していたというのは感動ものでした。
洞仙のイメージとしては拙寺内陣の格天井の彩色画でしたからね。あんな花鳥風月を描いていたなんて・・・
拙寺からも格天井から剥がした数点が展示されています(以前の展示会から)。
また丸尾月嶂の襖絵の案内もありました。
この襖絵は史料館に展示できるものではありませんので(デカすぎる)、拙寺本堂からは修理以外で持ち出されたことはなく常時「展示」しているものです。
お参りがてらにどうぞ。堂内拝観料はタダ。
また写真撮影もまったくOKです。お見苦しい場所多々ありますがそこは勘弁。
史料館の洞仙軸展示は10月30日まで。
第1期 謎の画家・寺田洞仙 10月1日~10月30日
第2期 旧家・大鐘家の伝来品 11月1日~11月27日
第3期 史料館の新収蔵品展 11月29日~12月27日
第4期 原崎源作と郷土茶業史 1月17日~2月26日
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