息子の体温は本日朝になって36度代になったという連絡がありました。「果物が食べたい」とのリクエストがあったよう。
「手前で買ってこい!!」とは思うのは私、奥方はそれを承諾したといううわけで・・・。
私どもはコロナ大繁盛のご時節がら、土日の法要の開催はゼロ。
横浜まで行って玄関前に差し入れを置いて帰るという選択肢もありましたが、午後からそのフルーツ盛り合わせを買い出しに走りました。宅配で送るという算段です。
勿論私はただの運転手。
送付後メールを入れても既読ナシでしたが夜遅く「生きてるよ~」と連絡あり。
熱は下がるも喉の痛み、咳、関節痛が残っているとのこと。
相当くたばっている様子がうかがえます。
妹からも連絡がありました。
サッカースクールのコーチをしている息子の体調がおかしいということで簡易検査をすれば陰性判定。
よって「ただの熱中症だろ・・・」ということで高をくくっていれば「このザマ。酷い目にあった・・・」と。
結局本当の原因はわからなかったようですが夫の方は37℃代が最高で喉の痛みが少々だとのこと。
発症するしない、そして症状の出方も個人差がありますね。
ワクチン信仰も。
妹は三回、旦那は四回だと付け加えていましたが・・・
さて、本日のタイトル「知ったこっちゃあ~」と「勝手に~」について奥方が「お前がしょっちゅう言ってることだ」といいます。
まぁ私の口癖とも指摘されればそうかも知れませんが・・・。
しかし私は「それ、親鸞さんも使ってるよぉ~」とその論拠を解説。
歎異抄の第二章からでした。
もっともそれほどゲスな言い回しではありませんがね。
まずこちらは有名な「地獄は一定すみかぞかし」の「念仏」の
解説記述、念仏が浄土に繋がるのか地獄に堕ちる因なのか・・・のところです。
「念仏は まことに浄土に生るるたねにてやはんべらん
また地獄におつべき業にてやはんべるらん
総じてもって存知せざるなり(「知ったこっちゃあない」)
たとひ法然聖人にすかされまゐらせて
念仏して地獄におちたりとも さらに後悔すべからず候ふ
そのゆゑは 自余の行もはげみて仏に成るべかりける身が
念仏を申して地獄にもおちて候はばこそ すかされたてまつ
りてといふ後悔も候はめ
いづれの行もおよびがたき身なれば、とても地獄は一定すみ
かぞかし」
「弥陀の本願まことにおはしまさば
釈尊の説教虚言なるべからず
仏説まことにおはしまさば
善導の御釈虚言したまふべからず
善導の御釈まことならば 法然の仰せそらごとならんや
法然の仰せまことならば 親鸞が申すむね
またもつてむなしかるべからず候ふか
詮ずるところ 愚身の信心におきてはかくのごとし
このうへは
念仏をとりて信じたてまつらんとも
またすてんとも
面々の御はからひなりと(「勝手にしやがれ」)
[云々]」
私の「つまるところ」でいえばそれぞれ各個の自由、おまかせするほかナイということ。
しかし親鸞さんはその言い回しで「本当のところは念仏以外ナイ」と結論し浅はかな私を導いてくれているのですね。
歎異抄後序
「~煩悩具足の凡夫
火宅無常の世界は よろづのこと
みなもつてそらごとたはごと
まことあることなきに
ただ念仏のみぞまことにておはします~」
しかし、奥が深すぎ、面白すぎ。
「南無阿弥陀仏」の六文字を解説するにあれだけのものがありますかね。
スゴイんです、まったく・・・。
①は昨日の地区回覧板のポスター。
気合が入っています。
テーマは「おやつと昼食」だとのこと。市は公募中。
②~は舞鶴殿の境内周囲の散歩の図。周囲を警戒しながら我らのあとに着いてきます。
人車の気配があれば脱兎のごとく消え去りますが。
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