「雨が降るぞー」と前日から予報があって朝イチで「晴れているうちに」と水気を含んだ花ガラ満載の袋を地頭方の処理場に運び込みました。
お盆期間中の参拝の残骸処理ですが、墓地境内にはまだ湿気タップリの落葉が散乱しています。
早いところ何とかしたいところではありますが、蚊の餌食になると思うと気が引けます。
結局その日の雨はなく心地よい晴れ間が広がっていましたが西から大雨になりそうな雲が迫っているようです。
雨がうまいこと落ち葉を流し出してくれればいいのに・・・ダメか・・・
先日は14日早朝の雷雨の不思議(呼び鈴が鳴って本堂のセンサーライトが点いていたこと)について記しましたが、「よくよく考えてみると・・・」などと奥方に前置きして「そういえばお盆だな・・・」などと意味深なことを。すると「ただの雷の仕業・・・」と一蹴されてしまいました。
私の示唆は「誰か(故人・・仏)が訪れた!!」ということですが、真宗的に言えば奥方の言っている事が「正」であって私の語が「虚」かも知れませんがまんざらすべての「そ-いうこと」を
全部「虚」としてしまうのは、やはりちょっと違う。
毎度御馴染みご開祖の「御臨末の御書」の件
「寄せかけ寄せかけ 帰らんに同じ
一人居ゐて喜こばゝ 二人と思ふべし
二人居ゐて喜こばゝ 三人と思ふべし」
の通りです。
要は仏たちは浄還しっぱなしではなく打ち寄せる波の如く頻繁にあちらとこちらを行ったり来たり。大抵の時間は「貴方の近くに居るよ!」というものです。
まぁ他流においては地獄に行きっぱなしの例もあるようですが、ここでは当流の件。
「近くにいる」「見られている」。
よって「ご先祖様に申し訳ない、面目が立たない・・・」となって真っ当に生きようと努力しようとする人の道徳規範であったわけで・・・、盂蘭盆の通りそれは日本の文化と言っていいかも知れません。
あまりそれに囚われて悩んでしまうとあの霊感商法の餌食になったりしますがね。
奥方は故人縁者たちが「ピンポンを押して本堂でお参りするものか!!」と。「それならそもそも既にそこに居なくてはオカシイだろ」と反論しますが、これは私の微かな期待でもあったわけで。
そうであったとしたら「誰かな?」「何かのメッセージかな?」と思いを馳せる楽しみというものがあるというもの。
やはり雷でそれを片づけては無粋です。
昔は「神鳴り」。何かメッセージを慮ったのですから。
私の子供の頃といえばそういった不思議な話は大いに尾ひれがついて吹聴されたものです。
やはり仏(らしき者)が「私を見守り(監視)、悪戯には罰(バチ)を」というのが常でした。
「悪いことをすれば必ず罰が当たる」です。
昨日はオリンピックの高橋元理事を主人公とした贈収賄事件で
すが、遂に逮捕の断、ニュースがありました。
オリンピックを商魂たくましくガッツリ自身の財物に変換させてしまったのですからお縄を受けなくてはなりません。
あの輩は、コンサルタント料の名目で賄賂をもらい自身の焼き肉屋の借金の返済に充てていたというものですからかなりのワルというかゲス。
御年78歳。やだやだ・・・ロクでもない末路とはこのことなのでしょうね。
そういうのを庶民は昔から「そ~れ見ろ 罰が当たった」と失笑したものです。
罰などあたらないよう後ろ指を指されないよう気概を持って生きなくてはイケませんね。
子供の頃を思い出しました。
たとえ路傍で死にざまを晒すことがあっても(現代において普通はナイ!!)、幕末志士の刀の束に標された「野ざらし」(塔婆と骸骨)の如く納得のいく生き方(死に方)をしたいですね。
今回の方々、自身の利己的欲望のために生き、刑務所に行き「臭い飯」の覚悟をしなくては。
高級車に豪邸住まいであっても、あまりにもチンケで最低な人生でした。所詮他人事です。
さて、直近勝手な情報3題。
①「王位戦 第5局に牧之原確定」のニュースがありました。
ブログでも以前記していましたが予定では第6局について挑戦者がコロナ感染により第4局が繰り上がったため牧之原市の開催が決まったというもの。
平田寺での開催、い~らでの実況観戦の予定ですね。
②③は当流、本願寺系のNHKの番組から
②「340年ごしの和解~親鸞の血脈を引く二つの寺」
8月20日 (土) 11:00~12:00 NHKBSプレミアム
③「戦禍のなかの僧侶たち~浄土真宗本願寺派と戦争~」
8月20日 (土) 21:00~21:50 NHKBS1
②については秋野氏との会話の中で知りました。
その時間は法要が予定されていますので録画することにします。
私としては見逃すことができない番組です。
画像は西本願寺から。
その最後の図は「本日の和讃」の紹介。
「如来スナハチ」。
歌詞カードではありませんが、通ともなるとそれを持参し発声したりします。
真実は一つ、自利のため、私中心の生き方になるのはその真逆となりますね。
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